JOURNAL LE MIEL 　　

私が１０代のころは、バンドやるにしても
家族や友達がギター弾いてるとか
自分の部屋があって自分の楽器があるとか
小さいころピアノやってたとか
おこづかいたくさんあってレコード買える、
自分の部屋にプレイヤーがあるとか
神奈川に住んでてミュートマ試聴できるとか
米軍基地が近くにあるとか
自分の家がレコード屋だったりジャズ喫茶だったり。

楽器上達するための、環境って大きかった。
私は自分の部屋がなく、物置みたいな部屋に
カセットデッキ持ち込んでギター練習してたんですよ、
よく弾けるようになったよな、と自分ながら思いますｗ
それでも、私は周囲にめぐまれてたし楽器屋さんが良かったので
バンド組むには困らなかったわけです。
むしろアウトプット過剰だったかも。
（これはとてもラッキーだった）

音楽のインプットに関しては今は動画サイトあるから
音楽を聴くにはまったく困らない。
情報の取捨選択能力さえあれば
自分の音楽性をどんどん豊かにできる。
だって海外のものリアルタイムですもん。
三日ぐらい前のクラプトンのロンドンの野外ライブが速攻で
アップされてましたよ。
すごくないですか？そういうことが可能なのです。

英語だって、文字も音声も翻訳機能あるから
日本語字幕（怪しいけど）も出せる。
英語力さえあまりいらない。
むしろ無理に英語勉強する時間を
ほかのことに充てたほうがよいかもしれないです。

楽器だって安くなった。
スタジオだって安くなった。
個人練習も１０００円以内。

カバーバンドやるには音楽インプットして体に叩き込む練習して
アウトプットするのにはいろいろ環境整える必要あるわけですけど、
とにかく、どれもハードル低くなったとホント思います。

私は幸い、尊敬できる音楽仲間や
昔のバンドの先輩と交流があり
おおいに刺激受けているのですが、
それもＳＮＳがあることがすごく大きい。

ほんとインターネットって
人々を平等にするツールになりえてる面あるよね。
ネット使える環境にあるかどうかが格差なのかもしれないなぁ。