今日は前回に引き続き青森県津軽岩崎花紋石の完成までを紹介したいと思います。
今回の作業順序は、大まかに言うと研磨して、その次に漂白(サビ取り)して専用台に乗せて完成となります。
使用機材は、マキタのアングルドリルに軸付ラバーパッドを取り付けセラミカタイプの研磨材パッドを装着して水を掛けながら♯150~♯3000までの6種類の研磨材パッドを交換して研磨する。
仲間内では、サンワの「きらら}という研磨材パッドの中心部分から水を放出しながら研磨が出来る便利な機材を使用しておりますが、価格面とフレキシブルさのなさの問題で、コーナードリルを使用してますが、慣れればどうにかなるもんです。(重量も軽いです)
サンワのセラミカ(商品名)は値段が高いので、番手によっては中国産も使用してます。
最初の画像は、研磨に使用するマキタのコーナードリルとセラミカ&セラミカタイプ(中国産)です。
研磨前の津軽岩崎花紋石です。
次は研磨終了後サビがきついので、蓚酸の水溶液の中に3日位入れサビを漂白して、その後、チオ硫酸ソーダ(ハイポ・金魚や熱帯魚の水槽の水替えの時に入れるやつ)の水溶液に入れ中和させて、ようやく完成となります。
専用台に乗せた今回完成いたしました津軽岩崎花紋石です。
最後の画像は、超アップ画像です、複数の色合いの母岩に白い雪の結晶のような小花が降り注いでいるかのようでもあります。