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浦島太郎のつれづれ日記

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Nov 14, 2006
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テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:カテゴリ未分類
病院で検査をしていただくと、ただの風邪だと思っていたのに、脈拍が215回/分にもなり(他にも緊急を要する症状があったのかもしれませんがそれ以外覚えていません)、この分だと心筋がもたずに心停止に陥る可能性があると、直ちに小児の心臓専門診療科のある国立小児病院まで救急車で搬送されました。
集中治療室で治療を受け、1週間近く入院したでしょうか。

面会に行くと、病室にはかなり重い症状の子が5~6人入院しており、中には、指が1、2本足りない、人工呼吸器でハアハア息をしながら眠っているのも精一杯のような子もいました。面会時間中には毎日、息子には我々夫婦か妻の両親がフルに付き添いましたが、その子にはその間、誰も面接に現れませんでした。独りで必死に生きている感じでした。今でも、その子のことを思うと涙が滲んできます。
息子は、熱も37.5度ほどに、脈拍も130くらいに下がり、原因は突き止められるところまでは行きませんでしたが、退院することになりました。

ところが、退院しても37.5度の微熱はいつまで経っても下がらないのです。
またもや、かかりつけの病院から、今度はある大学病院を紹介してもらい、再び心臓の検査を受診しました。しかし、心臓には異常は見つかりませんでした。
そのかわり、その心臓の専門医が同様の微熱、頻脈が続いたケースで、他の病気だったケースがあったということで、そのための検査を行うために元の病院に戻されて、CT検査と尿検査を行うこととなりました。
尿にはカテコールアミンが検出され、そしてCTには副腎の辺りに影が映ったのでした。
褐色細胞腫の疑いあり。しかも、その影は大動脈を取り囲むような位置に映っていました。
妻に代わって病院に駆けつけていた妻の妹が泣きながら電話で知らせてきました。専門病院にて精密検査をとのことでした。
既に微熱、頻脈の期間は2ヶ月を超えていました。







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Last updated  Nov 14, 2006 12:39:03 PM
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