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浦島太郎のつれづれ日記

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Dec 8, 2006
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カテゴリ:カテゴリ未分類
日能研での息子の悪戦苦闘振りの前に、PDD(広汎性発達障害)親の会への参加のことを。

PDD親の会には4年生の時に参加をしたのですが、積極的に出席するようになったのは5年生になってからだと思います。

4年生の頃から参加を始めたPDD親の会へは、娘の障害に妻が付き合うことが増え、私が通うことが小学校5,6年生になると増えたのでした。

息子が当時情報のないなか、高機能自閉症関連施設や活動の場に比較的すんなり入れたのは娘の障害によるところが非常に大きいのです。
幼児期の療養施設への入所も娘の入所相談に来ていた先生がたまたま息子のことを見かけて声をかけてくれたものでしたし、高機能自閉症の診断も療育センターの娘の主治医が娘の診療の時に一緒に行っていた息子の言動に関心を持ち診察の結果、PDDの診断をしてくれたものでした。

PDD親の会は当然のことながらPDDの子供を持つ親が主導していたのですが、この療育センターの子供達の主治医の指導で成り立っていました。
ウチの息子が参加したのもこの主治医からの呼びかけがきっかけだったと思います。

ウチが参加した頃は、親の会の会員は40~50名くらいだったでしょうか。就学前後の子供達が圧倒的に多かったように思います。
ウチの息子より年齢が上の子は数名しかいなかったはずです。
そういう意味では、あまり期待もできないかななんて思っていたのですが、生きた情報が得られて非常に有意義でした。

親の会は、専門医の先生(息子の主治医)の話で始まり、全体で意見交換したり、小グループで話し合ったり。主治医もこの分野では第一人者なんですが、時には主治医が親しくされている高名な第一人者を呼んで講演をお願いしたり。
といっても定例会のメインは、それぞれの方の体験談。
だが、それが貴重でとても参考になりました。
何しろ情報が少なかったので他の親の話をウチもそうだったとうなずきながら聞くことは、言いようのない漠とした不安感を拭い去るのに大きな効果がありました。

ただ、ウチの息子が5年生から6年生になるにつれて、就学前から2,3年生の子が多かったこともあり、もともと学習塾のことや家での勉強の指導法などについて聞かれることが多かったのですが、それに一層拍車がかかることになりました。
とくに、息子が日能研に通っていることについてはどうしてそうしたのかとママさん方の関心も強く、集中的に質問を浴びたりもしました。

私の方は最初は妻が手を離せないから行ってきてよと言われて出席しているようなものだったのですが、お父さんが出てくるなんて素晴らしいなんて褒められると自らだんだん喜んで出かけて行くようになりました。
親の会は、もともと、父親の参加は少なかったのですが、一度、50名くらいだったかが参加した定例会では、父親が私一人で残り全部が母親ということもありました。

親の会によるのか、それとも日能研によるのかわかりませんが、この頃から息子への父親としての関わりが急速に高まっていったように思います。







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Last updated  Dec 8, 2006 01:03:09 PM
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