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浦島太郎のつれづれ日記

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Jan 20, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今朝、電車を2回乗り継ぎ、センター試験会場まで息子と同行しました。
電車に並んで座る私にも息子の張り詰めた雰囲気が伝わってきました。
いつもセンター試験のときは雪になるのに今日は天気がよくてよかったね、なんて気の抜けた会話をしました。
父親らしいことを何も言ってあげられませんでした。

実は、皆さまからいただいた応援のコメントもすべて息子に見せていました。
○○さんが、頑張ってくださいだってなどと私のブログに寄せていただいた皆さまのコメントを一つひとつ読んで喜んでいました。

昨夕、中学3年間と高校の1年間担任してくれた先生が、メールをくれました。
ここ数日、息子の緊張はかなり高まってきていてこんな調子でちゃんと睡眠が取れるのかなあなんて昨日は心配していたのですが、そのメールにより息子も大変喜んで、緊張が解けてリラックスできたようでした。私たち親も大層感動したのでした。

試験会場が近づいてきて、ぎこちない会話が積み上がった車中で頃合を見計らって、その先生のメールが転送されている私の携帯を見せようとすると、息子は、いいよ大丈夫だよと私を制止しました。
先生からのメールをプリントアウトして息子は鞄に入れているのでした。

センター試験会場ある駅に着いて電車から降りると、冷たい朝の空気は一層冷え込んでいました。
息子の肩をぽんと一つたたいて、ベストを尽くしておいでと送り出しました。
しばらく、息子がその集団に溶け込んでいくのを眺めていました。
会場に向かう受験生たちの後姿はみなうつむき加減で肩が突っ張りちょっと硬そうでした。でも、それはけっして寒さのせいばかりではなかったはずです。

試験会場に入っていく受験生たちの姿を見ていたら、なんだか切なくなってきて、思わず「みんな頑張れ」って小さくささやいていました。
受験生たちはみなここまでそれぞれの人生を送ってきて、今日、これからの人生の最初の岐路に立とうとしているのだと思うと、本当にみんなに100%の力を出してほしいと心の底から思うのでした。

息子を送り届けて家に帰ってきたら、この冬初めての雪が舞っていました。







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Last updated  Jan 20, 2007 02:47:25 PM
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