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娘の養護学校の授業参観に行ってきました。
朝から3時まで猛暑の中、といっても午後からはずっとほどよい冷房の効いた室内ですので快適だったのですが。 最近、飲み歩いているわけではないのですが、私は毎晩遅くて、娘とは土日以外にはほとんど顔を合わせていません。 ですから、休みの日に傍に近づいていくと、言葉を持たない娘には本当にイヤな顔をしてあっちいけのサインを出されます。 そんな中での、授業参観でした。 教室の後に並べられた椅子に、他の親御さん方にまぎれて妻と二人並んで座って授業を見ていました。 どうやら、娘が私たちに気づいたみたいです。 先生の静止も効かず、席から立ってニコニコしながらこちらに歩いてきます。 当然、妻の手を引いてもう帰ろうと意思表示するのかと思ったら、妻と私の間に割り込んできて私のことを見つめながら、妻をお尻で押して椅子から退くようにとでも言いたげな態度です。 遂には、妻の椅子を取ってしまいそのまま私に正対して座り、私の膝に手を置いてニコニコと顔を覗き込んできました。 後は、もう担任の先生が連れ戻しにこようが、授業がどんなに子供達の興味を引きそうなことに移っても、娘は私の脚を両膝で挟んでずっとウットリと見つめるだけ。 きっと、周りの親御さんや先生方には、パパととても仲の良い、そして家庭でも明るくて優しいハッピーなパパと娘に映ったことでしょう。 さらには、下校時も、私を見つけるとニコニコと傍に寄ってきて、手を引きながら楽しく車に向かうのでした。 ところが、車をスタートさせて、学校から出ると、その娘の態度が一変。 後ろの席で急に愚図りだし、妻にきぃきぃと文句を言い出すのでした。 妻と二人、思わず「外面良すぎ」と声を合わせてしまいました。 案の定、家に帰ったら私にはまったくの無関心どころか、やはり傍には寄って欲しくなさそうな態度。 「母ゆずりの八方美人ぶりだわ」とこれは私一人の心のつぶやき。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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