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息子が先日、大学を卒業しました。
同じ日に父も大学の後援会役員を卒業しました。 二人して5年間大学にお世話になりました。 息子は、発達障害とトゥレット症候群による症状に悩まされながらもよく頑張りました。 当日はどうしても会社を休めなくて、息子の卒業式には出席できず、午後からの最後の役員会に出席しました。 キャンパスに着くと卒業式を終えた親子が沢山談笑しながら写真を撮っており、まだ卒業式の余韻がそのまま残っていました。 一人で卒業式に出席した息子がまだ、キャンパスのどこかにいるような気がして、息子にメールしてみました。 「今、大学に来てるんだけど、どこ?」 「俺もまだ大学だよ」 少し時間があったのでできればちょっと会ってみようかと、 「俺は1時から役員会だけど、誰かと一緒?」と問いかけると 「俺は一人だよ。最後の役員会だよね。5年間ありがとう」と予想外の返事。 息子からの私を気遣うメールにすぐ傍で親子で写真を撮ってもらっている卒業生の父親の笑顔が重なり思わず目頭が熱くなってしまいました。 息子は研究室の教授に最後の挨拶に行って部屋の鍵を返すとのことで、結局、私は息子との合流を断念し最後の役員会に臨んだのでした。 その後、一緒に役員を務めたお母さん方3人に誘われて懇親会にも初めて出席しました。 お陰で、学長にも息子の卒業を報告しお礼を述べることができました。 最後に、息子がお世話になった担当教授の研究室に伺うと教授はとても歓迎してくれ、息子の卒論談義に花が咲きました。 帰りにふと見上げると西の空には宵の明星をそっと見守るように三日月が出ていました。 息子はこの夕の金星のごとく三日月たる人々に見守られ支えられながら卒業式を迎えたのでしょう。 実は、この三日月の下には木星も出ていて一直線に並んでいたようなのです。 相変わらずどこか一本足りない親父らしい写真です。 しかも、かなりボケも入っているし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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