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息子の素直さというか張り合いのなさにはあきれるばかりです。
この間の日曜日は、急に乱調期に入った娘のパニック的な不機嫌が1日中続いたせいで家内と私がずっと振り回され、結局、夕飯の支度ができませんでした。 家内が怒ってといっても冗談半分で、「もう今日は夕飯は作らない。みんな夕飯はリンゴとバナナでいいよね」と宣言すると、息子は「いいよ」と何のためらいもなく朗らかに答えました。 家内が、「えっ、本当にいいの」と確認すると、息子は「うん、いいけど」と意に介さない様子。 たまらず、私が「俺は嫌だなあ。例え胃を休める日に充てるにしてもお茶漬けにしたいなあ」 「ご飯は炊かなくても朝のが一人分だけあるからいいんじゃないの」と息子に当てつけるように家内が私に言いました。 息子はとくに文句がないみたいです。そんなはずはないのですが。 素直といえば聞こえがいいのですがとにかく息子には主張がありません。 かくして、食卓には各自の前に角切り状態にされたリンゴが盛られた皿が一つずつ。 珍妙な我が家の夕食が始まりました。 娘は食卓につける状態ではなくて叫びながら歩き回っているので私がリンゴの盛られた皿を持って追いかけながら口に一つずつ入れて夕食完了。 家内と息子はリンゴを食べ終えるとバナナを1本ずつ食べて、家内がお茶漬け用のお茶を淹れてくれて私がそれを食べ終えるとこの日の我が家の夕食はすべて終了。 娘の乱調期にはいつも胃痛に悩まされている家内は、この夜は胃痛がないばかりか翌朝もこれまでになく調子がよかったようです。 今後、我が家の夕食にこのパターンが加わるのではないかと私としてはちょっと怯えています。 このヘルシーすぎる夕食の前に、娘を車椅子で連れ出して散歩をしていたら鴨が流れの中で平然と静止しているところに出くわしました。 静止するために水面下で足を動かしているのも見えました。 誰も内情はきっと大変なんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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