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カテゴリ:スピリチュアルメッセージ
「サディズムは、マゾヒズムの裏返しである」というのは、心理学者ロロ・メイ著「失われた自我を求めて」の中の言葉。
「サディズムは、究極のマゾヒズムである」とも言える。 人に与えることは、人間にとって一番の喜びとなっている。だからこそ逆に「受け取ってくれる人」の存在が大事になってくる。 例えば、過保護の親にとっては面倒な子供が必要で、 子供の側から見たら、「この人の前では甘えていると喜ばれる」ということが本能でわかってしまう。 「そんなことない。何でもやってもらう方が、ラクでいいじゃない?」という人もいるかもしれない。 でも、やってもらってばかりいて楽なのは、最初のうちだけだ。やってもらってばかりでお返しが出来ないと、そのうち「自分には何の能力もないのか?」という無力感に捕われはじめるのが人間の本能だから。 やってあげてばかりで満足するのも、やってもらってばかりで満足しているのも、能力としては中途半端なんだそうだ。 受け取る能力の究極は、与える能力であり、「与える能力」は、突きつめると「受け取る能力」となるべきなんだそうだ。 相手に何もさせないのは、相手から価値を奪っていることであるし、自分が人にやってもらうということは、相手にチャンスを与える・活躍の場を与える、ということでもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/12/24 04:16:18 AM
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