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先々週から新しく入った社員から「この会社は何で毎日こんなに色んなことがあるんですか?ありすぎですよね?」と言われてどきっとする。お願い、やめないでね!しかし、確かに毎日よくもまぁ、忙しいっていうか人騒がせっていうか、今週もスリルとサスペンスに満ちた日々でありました。やりがいありすぎなんである(笑)そんな殺伐とした1日を終えて帰路に着く日々の中にも、今週はささやかな楽しみがありました。それは、東海道線のグリーン車に乗ってお菓子を食べながら(ビールではありませぬ)斉藤綾子の「欠陥住宅物語」を読むこと。毎日少しずつ読んで1週間ほどで読了。今週はこの本のおかげで日々の疲れをクリアすることができ、綾子様には感謝感謝なのでございます。
気持ちが弱くなってきたときの強烈なカンフル剤に選ぶのは、大抵強烈なおねえさまたちの本。標題の斉藤綾子さまのほかには、西原理恵子姐、中村うさぎ姐などなど、あけすけな文章の数々に気持ちはほぐれ、自分の未熟さを反省、まだまだこんなところでとどまってちゃいけませんわ、という闘志まで湧いてくる。どうせろくでもない人生、行くところまで行かねば! それにしても、男関係ありすぎの綾子姐の体にむらがる男子たちとのからみのシーンはいつ読んでも超リアルで、ノンセクシュアルな私の生きている世界から見ると火星の人のようである。それにも関わらず彼女に惹かれる理由は、たぶん、彼女が好きなのは男子の肉体であって、男子そのものではないあたりなのでしょう。それはうさぎ姐からも漂う同じ臭い…。 「欠陥住宅物語」の帯が最高です。 男に依存せず、男を切らさず、男と同居せず あっぱれ!でございますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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