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2014.10.01
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カテゴリ:現代史

kawanobu日記/香港燃ゆ、食い止めよう!「香港の死」;現代史 画像1

kawanobu日記/香港燃ゆ、食い止めよう!「香港の死」;現代史 画像2

kawanobu日記/香港燃ゆ、食い止めよう!「香港の死」;現代史 画像3

 香港トップを選ぶ行政長官占拠をめぐって、スターリニスト中国の示したペテン的な選挙改革案に反対する学生・市民の抵抗運動が、広がっている。

◎平和的な集会・デモに催涙ガス攻撃
 9月28日夜から翌未明にかけて、スターリニスト中国の意を受けた警察隊は、無抵抗の座り込み学生らに対し、催涙弾攻撃をかけた。これに反発した市民たちは、10月1日の金融街の中環(セントラル)も占拠し、経済活動に影響が出た。
 平和的なデモ隊へ警官隊が催涙ガス攻撃に踏み切ったことついては、1989年の6.4市民革命(いわゆる「天安門事件」)を連想させる暴挙と、市民の反発は強い
 本日、香港はスターリニスト中国の国慶節に準じて休日だが、28日から24時間態勢での集会と座り込みが続いている(写真上、中央)。市民は、集会と座り込みの市民・学生に大量の差し入れで支援している。

◎3月から4月に燃えた台湾でも熱い連帯の声援
 この状況は、この3月から4月、スターリニスト中国との「中台サービス貿易協定」に反対して学生たちが立法院を座り込み占拠した台湾でも、香港市民に熱い連帯の声援が送られている(14年4月12日付日記:「歓迎:台湾の学生決起で馬英九と習近平の『中台サービス貿易協定』談合が頓挫」を参照)。
 台湾では、3月から4月の立法院占拠で一敗地にまみれた馬英九総統も、29日、市民と学生の集会・デモについて「完全に理解し支持できる」と声援している。
 台湾では、香港は明日の我々という危機感が急速に高まっているようだ。
 民主主義の総本山であるアメリカと旧宗主国のイギリスでも、両国政府は香港市民と学生への支援の声明を発表した。

◎深刻な懸念、スターリニスト中国「人民解放」軍の出動
 心配なのは、市民・学生たちの座り込んだ香港政庁近くにはスターリニスト中国の「人民解放」軍が駐屯していることだ。混乱する事態が進めば、スターリニスト軍が出動して、直接に市民・学生たちの弾圧に乗り出す懸念もある。そうなれば、まさに6.4市民革命の再来、である。
 だが、それはあまりにもはっきりした「香港の死」の宣告となる。香港経済を支える知識人や富裕層と資本の大量域外脱出を招来するだろうから、スターリニスト中国も軽々には「人民解放」軍を出動させられないだろう。

◎すでに始まっている? 資本の逃避
 すでにアジア1の大富豪とされる香港の李嘉誠氏(写真下)は、傘下の中国・香港企業の密かな売却を進め、資本を域外のASEAN諸国や欧米に移している、と観測されている。
 「無謬の党」を自称する中国共産党の決めた政策は変更されることはまずないが、武力行使に踏み切るかどうか、そして香港の市民・学生たちの抵抗がどこまで香港民主化の後退を食い止めるか、今後も注視したい。

昨年の今日の日記:「南部アフリカ周遊:南アが誇るワイルドフラワーの宝庫、カーステンボッシュ植物園探訪(その2)」





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Last updated  2014.10.01 05:21:40



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