3589606 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ

政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

自費出版のリブパブリ2010

自費出版のリブパブリ2010

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Rakuten Card

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

farr@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
背番号のないエース0829@ 婿入り 現在井上ひさし「吉里吉里人」を読書中な…
自費出版のリブパブリ2010@ ありがとうございました。 京都ヒストリカ国際映画祭事務局さん …

Headline News

2019.02.06
XML
カテゴリ:経済
日本は、世界でもお札、つまり紙幣がきれいだと思う。銀行のATMで1万円札をおろしても、ピン札とまごうほどのきれいなお札が出てくる。

◎不潔きわまりない途上国のお札
 最近でこそポーランドとバルト3国、フィンランド以外、先進国に行っていないので、途上国でゴミのように汚い紙幣を渡された時など、公衆衛生が行き届いていないので、病気になりそう、とまで思ったほどだ(16年2月11日付日記:「エチオピア紀行(11):ゴミ寸前の匂ってきそうなボロ紙幣がお釣りで返って来て閉口;エチオピアお金事情」を参照)。
 汚れたり破れたりで、中にはどす黒く変色している。食品を扱うレストランで、そんな紙幣が釣り銭として戻ってきたのにはしんそこ参った。
 エチオピアでは(おそらくほとんどの開発途上国もそうだろう)ちょっと田舎に行くと、銀行は存在しない。したがって紙幣を交換する場所がない。徹底的に使い尽くす。だから、こうなる。

◎ニュージーランドの紙幣は珍しいプラスチック製
 珍しいと思ったのは、ニュージーランドで、お札はプラスチック紙幣であった(18年2月24日付日記:「NZミルフォード・トラックを歩く(23);ニュージーのお札はプラスチック製、鳥の図案と女性参政権、そして初のエベレスト登頂」を参照)。なるほどこれなら汚れないし、破れない(写真)。






◎日銀が1万円札の発行量を大幅減
 さて世界でも、キャッシュレス化が遅れているとされる日本でも、最近はついに1万円札の発行量が前年割れするという。日銀はこのほど、19年度の1万円札の発注量を10億枚(10兆円)とし、前年よりも2割も減らし、とかも過去最低となるという。
 キャッシュレス化の普及が一因という見方がある。例えば大きな買い物ばかりでなく、最近は1万円レベルの食事・買い物でもクレジットカードが使われている。
 消費税増税の見返りに政府が導入する期間限定のポイント還元で、さらにキャッシュレス化が進むだろう。

◎タンス預金、貸金庫蓄財が増えている?
 しかしもう1つの要因も、あるはずだ。それは、タンス預金である。あるいは富裕層は、貸金庫に札束を保管する。この場合の富裕層とは、真っ当なお金持ちではなく、脱税に近い手段で蓄財したカネだ。
 この極超低金利で、銀行に預けても利子を生まない。それならマイナンバーの通知などを迫られる銀行を通じ、税務署に資産が筒抜けになることを恐れる層は、確実に存在する。
 その人たちが、ちょっと必要があって貸金庫から100万円札束を取り出し、使用すればピン札が出回ることになる。
 なお途上国では、普及する安価なスマホによる銀行を通さない送金手段が普及しているが、なおお札の需要は根強い。それは、おそらく数年どころか十数年、ひょっとすると2、30年も使われるのだろう。

昨年の今日の日記:「NZミルフォード・トラックを歩く(7);生態系保護に超熱心な国、路上で車にひかれた動物死体を見ても喜ぶとか」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.02.06 05:29:57



© Rakuten Group, Inc.
X