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2022.11.16
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カテゴリ:金融と投資
​ みずほフィナンシャルグループ(みずほFG:写真=同社本社が入居する大手町タワー)が14日、年間配当を1株85円と、5円増配を決めた。



​◎配当利回り5.26%は魅力的​
 そのみずほFGの株価は、昨日15日の終値は、増配を歓迎して1%強値上がりし、1615.5円だった。値上がり結果で計算すると、配当利回りは税込みで5.26%になる。
 これは、いかなる金融商品よりも(僕が常に推奨するREITの大半よりも)高利回りだ。
 もっとも、相手は株だ。減配、無配になるリスク、最悪、会社倒産のリスクもある。
 しかしみずほFGは、第3位とはいえ、日本の3メガバンクの1つである。倒産は、よほどのことがない限り、考えなくてもよいのではないか。同様に、無配転落という事態も考えにくい。むしろ減配リスクは考えておいた方がいいかもしれない。

​◎資産株として配当狙いなら極めて魅力的​
 ただみずほFGは、このところ一貫して増配してきている。減配リスクより増配期待の方が高い、と僕は考える。
 そう考えると資産株として長く保有し、配当を楽しみにするのなら、極めて魅力的と言えるかもしれない。
 ただ株購入で一番避けるべきは、高値づかみである。投資家のほとんどが、その陥穽にはまる。
 ある株を買いたいと思うのは、力強く値上がりする局面だ。その勢いを見ると、どうしてもいったん下げた押し目で買いたいと思ってしまう。よくあることだが、それは「罠」で、結果として高値局面の一時的調整であり、いったん反発しても、さらに下げ、買値を割って、含み損になってしまう。僕が持つ株の半分近くは、買値割れで含み損だが、見事にその陥穽にはまった例である。
 しかしみずほFGの場合は、株価の高騰は期待しづらい。同社投資は、高利回りの配当狙いと割り切るべきだ。

​◎狙いは年に何度かの1500円割れの時​
 それならば、どうするか。高値づかみを避け、できるだけ安値で買いたい。
​ 同社株の1年間のチャートを見ると()、暴騰もしない代わりに暴落もせず、緩やかな右肩上がりをしながらも、微少な幅の上げ下げを繰り返していることが分かる。そして、市場が全般に軟調な時にそれにつられて1500円くらいの安値を付ける時が時々あることに気づく。


 だから一気に買うのでなく、例えば1500円割れしたらという条件で、最低単元(100株)でコツコツ買っていけばいい。もし平均1500円で買えれば、85円配当なら、5.67%の利回りだ。しかもこの値段なら、わずかでも含み益が出来る可能性が高い。含み益が出来れば、投資家たる者、気分がいいものだ。

​◎かつては1単元を1万円台で買えたが​
 かつて同社は、1単元が1万円台で買えたが、1年前だったか、10株を1株に株式併合し、株価が10倍になってしまった。
 おかげで今は10数万円を出さなければ1単元を買えないことになった。それでも東証上場銘柄では、10数万円台で買える少ない銘柄である。
 ネット証券には、1株から買える所もある。10株にしたところで、小遣いの範囲で買える。安いところでコツコツと買い増ししていくのが、極意である。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「雌を獲得するための表徴いろいろ:ムスリム男性の髭とオランウータンのフランジ」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202111160000/​





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Last updated  2022.11.16 04:51:59



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