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2023.07.11
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カテゴリ:旅行紀行


 第1回は、3泊4日の旅の総覧だったが、これからは旅で見たことを深堀していく。
 7月3日午前11時頃、僕の乗ったエア・ドゥ機は、評判のように定刻に(いや5分ほど早かったかもしれない)新千歳空港にランディングした。外をちらっと見ると、雲が厚い。これは、無理かな、と思った。

​◎円山動物園前まで歩き、タクシーに乗る
 新千歳空港からJR北海道の快速「エアポート」に乗る。これは、札幌まで40分前後と速い。途中、北広島駅を通る。駅を出ると左側に、今年オープンした日本ハムの本拠地エスコンフィールドが見えた。車窓から写真を撮った(写真)。



 札幌に到着したら、まず駅近のホテルに小型スーツケースを預けて、地下鉄を乗り継いで円山公園駅に向かうつもりだった。あいにく幌見峠近くまで行くバスは、出てしまった後で、2時間はない。幌見峠のラベンダー園は、前日に電話して開花状況を聞いていた。まだつぼみの品種もあるが、早い品種は咲いているという。
 歩くか、と決意を定め、円山公園の緑の中を突っ切って、円山動物園前まで行くと、動物園前には何台もタクシーが客待ちしていた。歩くとたぶん1時間弱かかる。時間が惜しいし、明日は山に登る予定なので、タクシーに乗ることにした。この頃には、青空が広がっていた。

​◎標高320メートルの幌見峠へ​
 たぶん、それは正解だった。帰りは、幌見峠から歩いたが、坂はけっこうきつかったからだ。傾斜角度とは10度くらいあったのではないか。何しろ幌見峠だって、標高は320メートルあるのだ。稀だが、ヒグマが出たという報道も出る。
 タクシーは、10分ほどでラベンダー園入口に着いた。ちょうどタクシー降り場に中年女性1人がタクシー待ちをしていた。その女性は、待つことなく僕の乗ってきたタクシーに乗れ、タクシーも空車で丸山駅まで戻ることなく、客を乗せられる。両方に運が良かった。

​◎紫の絨毯に香しい香り​
​ ラベンダー園は、一面、紫の絨毯を敷いたようだった。ただ入口のラベンダー畑の花は、まだつぼみだった。しかしそこからさらに上に歩くと、満開の畑も広がる。品種によって、開花期が違うようだ。辺り一面は、香しい香りに包まれる(写真)。



​ やや興をそぐ標識が、あちこちの畑に設置されていた。簡体字で、中に入るな、という標識である(写真)。これで見ると、大陸から来た中国人の中には畑の中に平気で入っていく輩がいるのだろう。​



 スターリニスト中国は、自国民の日本への団体旅行を解禁していない。だから家族連れの個人旅行が多いのだろう。実際、僕がラベンダーを観賞していた時も、畑のあちこちで中国人ファミリーの声が聞こえた。

​◎札幌市街地と円山も眼下に​
​ ここは標高もまずまずということで、ラベンダー畑超しに札幌市街地も望める(写真)。夜なら、夜景も素晴らしいのだろう。​



 眼前に広がる札幌市街地の手前左に、こんもりした緑の丘が見えるが(写真)、これは僕も何度か登った円山だ。円山の標高は225メートルなので、確かに眼下に見る形になる。ちなみに円山には普通のスニーカーでも登れ、しかも往復1時間ちょっとなので、誰でも手軽に札幌市街地を望める好スポットである。​



 30分くらい、ラベンダー園を散策し、下山にかかった。最初から、脚で下りると決めていたが、前述のように意外と傾斜がきつい。
 きつい坂道をほぼ下りきって住宅街が広がる三叉路で、「円山西町神社前」というバス停と待合室を見つけた。時刻表を見ると、10分後くらいに1時間に1本のバスが来る。それに乗ることに決め、バスを待つことにした。明日に備えて、ムダに消耗したくはなかった。

昨年の今日の日記:「2022年参院選、自民大勝利と安倍元首相の非業の死後の自民党」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202207110000/​






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Last updated  2023.07.11 04:45:15



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