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2006年08月31日
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カテゴリ:農業
有機農産物と呼べるのは、JAS(日本農林規格)法に基づく検証認証制度に合格したものだけです。

2001年4月から施行されていた有機認証制度は、問題点が多く、2005年11月には、改正有機JAS規格が施行されています。


その検証認証制度の問題点について今日は考えようと思います。

《有機農産物基準の概要》

1.種まき又は植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する。 (果物など、多年生作物にあっては、最初の収穫前3年以上)

→有機米を生産している農家から直接聞いた話なのですが、認証をとるために、除草剤をやめても、5年間は雑草が生えなかったのだそうです。ところが、6年目になったらものすごい勢いで雑草が生え始めたそうです。。。

【問題点】土の中に残留している農薬・除草剤・化学肥料の測定がされていないので、本当に安全なものかどうかわからない。むしろ、無農薬栽培に移行する前に故意に多量に除草剤をまいていたとしたら、危険性は?

2.栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない

→有機農産物を無農薬・無化学肥料と呼ないのは、認可されて使用できる農薬や化学肥料があるからです。以前、有機農家の方が、「無農薬でも大丈夫。たいていの虫は、タバコを水にといて吹きかければ死んでしまうから」、、、って、タバコは猛毒ですよ!!・・・改正後は、ポジティブリスト化により、天然系であってもリストに載っているもの以外は使用できなくなりました。(認可されていた生物由来農薬も、より厳しく制限。)しかし、リストに載っているものに関しては、使用量・使用回数の制限はありません。

【問題点】リストに掲載されているものならば、無制限に利用して生産された農産物と、まったく使用されずに生産された、自然栽培の農産物との区別がつけられない。

3.遺伝子組み換え技術を使用しない

→日本では遺伝子組み換えされた作物の栽培は基本的に認められていないのですが、外国産のものでは、混入の恐れがあります。また、空港や港湾の近くでは、こぼれ種による遺伝子組み換えの菜種が自生??を始めているようです。また、肥料など、2次的使用に関する規制はない点も気になります。

【問題点】遺伝子組み換え種苗の混入について、現実的な検査が行われていない。

4.農林水産大臣の登録を受けた認定機関の検査・認証を受ける

→認定を受けるには、検査料を支払わないといけません。認定後も毎年1回は検査がひつようになります。その検査料は、検査機関によって、農地の広さにもよりますが、1ヘクタール35000円程度(検査にかかる時間によって、さらに高くなる)から、100万円近くまで、幅があります。また、検査依頼を増やすために、検査費用を抑えようと、検査回数を減らすなど、不正がおこりやすくなっています。

【問題点】認定料に関する費用が高いため、登録を躊躇する農家も多い。検査機関と農家の癒着についての監査が困難。

5.放射線照射・洗浄剤・消毒剤などによる衛生管理を行わない。

→放射線照射を行わないと、ジャガイモは芽が出てきます。ジャガイモの芽には毒があるということを知らない人も増えてきているので、放射線照射を行わないと同時に、注意事項の明記も必要になるのではないでしょうか?

【問題点】放射線照射・化学薬品による洗浄などになれている消費者に対して、それらの処置がされていない農産物の取り扱いに対する知識の普及が不十分。

6.有機農産物には、その旨を明記すること

→有機農家の方に、「偽造するのは困難ですか?」と聞いたところ、「簡単です」。。。結局は、農家の良心にかかっているそうです。また、流通過程において、小分け業者、小売業者の偽造に関しても、実質的な検査制度がないため、偽造は可能なのです。

【問題点】偽造が可能なシステムになっている。偽造を見抜く制度の構築が遅れている。

*有機畜産物、有機加工品に関しては、また別の機会にお話します。



さて、、、高いお金を払って、有機農産物を買うのはばかげている!とお思いになった方もいると思います。

それでも、私は有機農産物を購入しています。

購入は、信頼できる有機農家、または、信頼できる流通業者を通して購入しています。

農家から直接購入する場合は、認証を受けていなくても、その農家の方の考えに納得がいき、無農薬・無化学肥料栽培、自然農法であるなら、購入するようにしています。

(有機農産物と自然農法の農産物ならば、自然農法を優先しています。)

信頼できる流通業者というのは、農家と直接契約をしていて、農家の栽培履歴を把握し、自ら検査にも赴き、厳しい、独自の基準を設けているところです。

私が利用しているのは、大地宅配です。

私のようなうるさい消費者の問い合わせにも丁寧に対応してくれ、栽培履歴に関しても、問い合わせれば全て公開してくれます。

カタログにも農薬の使用の有無はかかれているので、減農薬では満足できないならば、完全に無農薬のものだけを選ぶこともできます。

ただし、例えば、大根であっても、生産者によって、防除1回のものと無農薬のものがある時、どちらか選べないという点に関して、改善点が必要だと思います。

他にも、改善点があれば、毎回要望を出すようにしています。

消費者は、不満があっても、行動をおこさないと何も改善しません。

JAS法に関しても、おかしいと思ったら意見を言うことが大切だと思います。

農林水産省 【意見・質問・問い合わせ】


最後に、減農薬・減化学肥料栽培について。。。

現在、無農薬・無化学肥料・減農薬・減化学肥料栽培という表記は認められていません。

一括して、「特別栽培」と表記されています。

なぜ、特別栽培に統一されたかと言うと、有機栽培よりも、「無農薬栽培」の方が、優良であると誤解されることが多かったためです。

特別栽培の表記の基準は、農薬・化学肥料の使用が栽培当地における基準の5割以下であること。

特別栽培には、栽培期間の基準はありません。

問題点は、以前は、無農薬・減化学肥料栽培、減農薬・無化学肥料栽培という選択肢があったのが、なくなってしまったこと。

また、農薬の使用量は、散布回数によるもので、1回の散布量は関係ないこと。

使用農薬・化学肥料に基準がないこと。。。

それらを考えると、信頼のおける農家・小売店・流通業者で扱っているものでなければ、特別栽培を購入するのは不安が残ります。

それでも、少しでも日本の安全な農産物を支援するためには、セカンドベストとして、考えることも必要なのかもしれません。

ちなみに、特別栽培では、包装や明記されているホームページに、使用されている農薬や散布回数が公開されています。

「こんなに使われているの!!」

しかし、慣行栽培は、その倍以上使われているということを忘れずに。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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最終更新日  2006年08月31日 06時35分44秒
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