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2006年09月01日
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カテゴリ:農業
昨夜は早寝をし、今朝は2時半には起きてブログとメールを書くつもりが。。。

中途半端な時間に授乳のために目が覚めてしまい、2度寝をしたために、起きたら5時過ぎ。。。

子ども達が6時には起きてきてしまったので、更新ができませんでした(><)

やはり早寝をした方が、精神的にも良いようなので、今夜も早く寝て、明日の朝は、子どもが起きる前に、ブログを更新したいと思っています(*^_^*)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでは、本題。

農薬が怖いと思っていても、肥料についてはあまり気にしない方は多いようです。

肥料について知らないと、安全なはずの家庭菜園も危険なものに。。。

少し難しい話もでてきますが、どうぞ、おつきあいください。


ところで、化学肥料は、人間にとってのサプリメント・薬のようなものではないでしょうか?

エキスが抽出されていて、即効性がある。

常習すると、自然治癒力も自然界から自力で吸収する能力も衰える。

大量に摂取すると障害がでてしまう。。。


有機肥料は、人間にとって、毎日の食事のようなものだと思います。

バランスのよい良質の食事は人を健康にしますが、偏った食事、質の悪い食材は害になります。

そして、飽食は万病の元。。。

人間が肉や乳製品を食べ過ぎると病気になるように、動物の糞尿をもちいた有機肥料には、化学肥料と同じような問題点があります。

今日は、一番身近な、肥料の問題点のお話をします。


《1つめの問題点・・・硝酸の害》

化学肥料の窒素肥料だけでなく、牛糞・豚糞・鶏糞(きゅう肥)にも窒素分が多く含まれています。

バクテリアの働きによって、植物の根からは吸収される状態になったものを硝酸態窒素(無機物)と呼びます。

窒素はたんぱく質を形成するために必要な栄養分です。

光合成などによって、硝酸態窒素はデンプンやタンパク質、ビタミンなどの物質に再合成されています。

しかし、土壌中の窒素濃度が過剰であると、植物体にも窒素分が過剰に蓄積され、再合成されることなく、植物体内にそのまま残ってしまいます。

これが人体へ影響を与えることになります。

硝酸態窒素は、体内で毒性の強い亜硝酸ナトリウムとなって、たんぱく質・アミノ酸と結合して、更に強力な発ガン性を持つニトロソアミンを形成してしまいます。

また、血液中でヘモグロビンと結合して、中毒(酸素欠乏症)を引き起こします。


ここで、ほうれん草に含まれる硝酸塩含有量(単位;mg/kg)比較をしてみます。

      自然農法   450
     ハウス栽培   1270
     EU基準値    3000
     イギリス標準  2370
     日本標準    3560 ±552

ちなみに、WHOは、硝酸塩の単独致死量を4000mg/kgと定めているそうです。

「えっ!??」と思われた方、、、

葉物は湯がくことで、70%の硝酸塩(正確には硝酸根)が流出し、水にさらすと15%が流出します。

また、問題となる亜硝酸は、摂取された硝酸塩の5%が体内で変化を起こして生成されます。

そのため、日本標準値内の葉物1kgを湯がかなくて食べても、体内で亜硝酸に変化するのは」、多くてもだいたい200mgだけなので、心配はないと言われているのです。

本当に心配ないのでしょうか?

実は、日本の慣行栽培のちんげん菜には、16000mg/kgの硝酸塩が見つかったことがあります。

そして、ソーセージなどに含まれる亜硝酸などの量も考えると。。。

できるだけ防御はした方がよさそうです。

特に、ブルーベビー症候群と呼ばれる、葉物のペーストを与えられた赤ちゃんが酸欠によって死亡する事件は、毒性への耐性が体重が小さいほど弱いことも原因で起こりました。

ブルーベビー症候群のもう1つの原因は、ヘモグロビンと亜硝酸塩が結合して発生したメトヘモグロビンを正常なヘモグロビンに戻す酵素が月齢の低い乳児には極端に少ないということもありました。

硝酸を減らすためには、葉物を湯がくに越したことはないのですが、その分、ビタミンCやほかのミネラル分も流出してしまいます。

結局、硝酸塩の少ない野菜を選ぶことが一番大切だということではないでしょうか?

窒素が多いと、野菜は早く大きく成長し、より色づきが良くなります。

その代わり、野菜の、特に葉物には多量の硝酸塩(硝酸態窒素)が蓄積されるようになります。

より大きく、色が濃く、立派に見える葉物ほど、危険だということです。

肥料のせいで不自然に早く成長した野菜は、水分の含有量が多いため、栄養価も低くなります。

それでも、見栄えのよい野菜ほどよく売れるので、化学肥料の窒素分は多めに施肥されることが多いのです。

消費者が本当に選ぶ目を持つことで、日本の硝酸の問題も改善されるのではないでしょうか?


ちなみに、5年ほど前に東都生協の総会に出たとき、生産者が、野菜の中の残留硝酸濃度を考えて作物を作っているが、日本では、硝酸の害に関してマスコミもとりあげないので、消費者が気をつけないといけないという話をなさったことが印象に残っています。

もちろん、大地宅配は、硝酸問題に早くから取り組んでいます。


明日は2つめ以降の問題点のお話をします。





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最終更新日  2006年09月01日 18時45分52秒
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