夏に必ず食べなくてはならないものの一つに珠洲の黄金牡蠣があるのです。
Rのつかない月には牡蠣は食べるな、と言いますが、日本海の美しい海でとれた牡蠣は夏が食べごろ。
最近は岩牡蠣といって、方々で出ているようですが、珠洲の黄金牡蠣が最高です。
海女さんが深い海に潜って獲ってくるそうです。
身が豊満。
太り肉(ふとりじし)という言葉がぴったり。
冬の牡蠣は女子中学生クラスです。
いつも黄金牡蠣を食べるとルノワールのポッチャリした裸婦を思い出してしまうのです。
いや、これは、私の女性の好みとは別の次元の話ですから。
味は濃厚、口中に広がる食感はネットリ、いやヌェットリという感じだな、舌にまとわりついて味蕾細胞に浸透していく・・・・・・・・
とても、とてもエロチックです。
この美味さは食べてみなくては絶対にわからないですよ。
レモンの大きさと比べてください。
金沢市香林坊 おでん よし坊にて食す。