沖縄の桜前線は北から南へ、緋寒桜は手まり咲き

2010.01.31

カテゴリ：　花木

毎年１月末頃にテレビで、緋寒桜（ヒカンザクラ）満開のニュースを聞くたび、一度は沖縄でお花見をと思っていたら、どの日（１月１５日～３１日）に行っても、２.５万の沖縄三大桜の競演のパンフレットが届きました。

今年は、いつごろ満開になるだろうと、成人の日までギリギリ考えて申し込んだ結果は、本部八重岳桜の森公園で、５～６分咲いていました。

ホテルを出発して、八重岳（標高４５３ｍ）の観光道路に観光バスが入ったので、デジカメラを取り出し、車窓から緋寒桜（ヒカンザクラ）を撮る準備をしていたら、

←この道が約４ｋｍ続くヒカンザクラの並木道

バスガイドさんが、「山道沿いに植えられた４０００本の緋寒桜は、道路わきからせり出して、アーチ状にしなった枝にバスがぶつかるので、このバス専用観光道路を通って、公園に行きます」

観光バスは、あの美しい桜のトンネルを通れない・・・

ヒカンザクラ　　
　　　梅や桃のような濃いピンク色の花が、マリのように咲いています。

バイガイドさんのお話では、沖縄では５品種の緋寒桜が咲くそうです。

一重～八重咲きの、桜色から濃いピンク色の緋寒桜は、うつむきがちに咲き、２週間くらい花びらを散らさないで、最後は椿のように、花ごとポトリと落ちるそうです。
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ヒカンザクラ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑
　　　　　　　　　　　　　　　　半分しか開かないそうです。