カテゴリ: 多年草
旅先の山野草のお店で「花が咲くと縁起がよい」といただいて、花が咲くようになった時には名前を思い出せなかったランがNHK趣味の園芸2009年11月号に掲載されていました。 キチジョウソウ(吉祥草)はヤブツバキが大きくなり、湿った薄暗い環境になってから、毎年晩秋に短い花茎を伸ばし、赤紫色の花を咲かせて、赤紫の実をつけるようになりました。 キチジョウソウ(吉祥草)はキチジョウラン(吉祥蘭)とも呼ばれていて、ヤブランに似た葉は縦にすらっと軽やかに伸びて、ヤブランほど厚くありません。 放任でよく広がり、花が少なくなる秋にひっそりと葉蔭で咲き始め、次々つける宝石のような実と緑のコントラストがきれいです。 キチジョウソウの花は両性花と雄花があり、花びら6枚におしべ6本とめしべ1本で、雄花の中には小さく退化しためしべが隠れているそうです。 キチジョウソウはほふく茎を縦横に張りめぐらせて広がるので、グランドカバーによく、最近は白い縞斑が入った園芸品種があります。 今年も中国の言い伝えで「吉事があるときに開花する」という花が咲くといいな。 キチジョウソウ(吉祥草)の育て方 ●置き場所・植え場所:日陰や半日陰に。日当たりのよい場所では葉やけします。 ●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。庭植えはあまり雨が降らないときに。 ●用土:あまり選びません。庭植えは適湿地から湿った場所に。 ●肥料:ほとんど必要なく、2月頃の生育期前に緩効性肥料を少量与えます。 花言葉:吉事、祝福
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Last updated
2010.09.26 10:34:47
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