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弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

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2013.01.15
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カテゴリ:1月の誕生花
秋に、ハート形の小葉が3枚ついた葉の間からすらりと伸びた花茎の先に、ピンク色の5弁花が10輪ほど、日が当たると開き、曇りの日や夕方になると閉じます。

1月15日の誕生花は、カタバミの仲間で光沢のある大輪のピンクの花、ハナカタバミ(花片喰)。

花の名は、江戸時代に観賞用に渡来した南アフリカ原産のオキザリス・ボーウィ(Oxalis bowiei)がカタバミ(片喰)に似ていて花が大きいことから名づけられました。

カタバミの名は、葉の一部が欠けているからという説や、夜に葉が折りたたんだようになり、片側が食べられたように見えることからという説などがあります。

学名のOxalis bowieiは、属名のOxalisがギリシャ語のoxys(酸っぱい)で、茎葉がシュウ酸を含んで酸っぱいことに由来し、種小名bowieiはイギリスの植物学者James Bowieにちなみます。

ハナカタバミにはカタバミと同じ花言葉がつけられています。

 

花言葉「輝く心」は、古代の女性がシュウ酸を含むカタバミの葉や茎をすりつぶして、金属製の鏡を磨いたことから、心を磨くことを連想してつけられたのでしょう。

花言葉「あなたと過ごしたい」は、カタバミの葉をすりつぶして鏡を磨くと、磨いた鏡に想う人の顔が映るという昔話からきているでしょう。

 

ハナカタバミは一年を通して花形や草姿、葉姿の違う花が咲く種類の多いオキザリスの中でも、花茎が30cmほどに伸びる大型の美しい花です。

家の北側に植えているので、花茎は短くちらほらとしか花は咲きませんが、日当たりがよい場所では植えっぱなしでどんどん増えて葉をおおって咲いています。

カタバミ科カタバミ属、夏植え小球根、原産地:南アフリカ

ハナカタバミ(花片喰)の花言葉:輝く心、心の輝き、喜び、母親の優しさ、あなたと過ごしたい、決してあなたを捨てません。

ハナカタバミ(花片喰)の誕生花:1月15日、1月26日、3月2日、10月1日、11月21日、11月30日、12月15日、12月26日

ハナカタバミ(花片喰)の流通時期:ポット苗を晩夏~秋に見かけます。

オキザリス

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Last updated  2020.01.15 18:52:08
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