カテゴリ:6月の誕生花
春に、雄株の枝の葉のわきから次々と赤く短い花穂を出して雄花を咲かせ、雌株が花穂に目立たない小花をたくさん咲かせてつけた実は、初夏に紫紅色に熟すと食べられます。 6月21日の誕生花は、初夏を告げる独特な香りと歯ざわり、甘酸っぱい小さな粒々の実、ヤマモモ(山桃)。 花(木)の名は、山百々(やまもも)で、山のように実をつけることから名づけられたという説と、山に生え、実がモモ(桃)のように食べられることからつけられたという説などがあります。 花言葉「一途」は、雄株と雌株が遠く離れていても、雄花の花粉が数kmも飛行して、雌花のもとに訪れることからきているのでしょうか。 それとも、山百々(やまもも)といわれるように、たくさんの実をつける様子をたとえたのでしょうか。 近所の神社にヤマモモの雄株が1本だけあり、つぼみが赤くすぐ気づきますが、離れた公園の数本はみんな雌株で、花を見落として枝先に緑の実がかたまってついてから気づきます。 ヤマモモはタネが大きく、楊梅の選り食い(やまもものえりぐい)という諺どおり、ざるなどにいっぱい拾った実をよさそうな実から食べていき、結局は一つも残さず食べてしまいます。 花言葉「教訓」は、鮮度の維持がむずかしく傷みやすいので、大事にとっておかないですぐ食べなさいということでしょう。 ヤマモモの家庭果樹向きの品種に、酸味が強い瑞光や甘みが強い森口、秀峰などがあります。 ヤマモモ科ヤマモモ属、耐寒性常緑高木、原産地:日本、中国 ヤマモモ(山桃)の花言葉:教訓、ただひとりを愛する、一途。 ヤマモモ(山桃)の誕生花:6月21日 流通時期:苗木を秋~春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.06.21 10:30:07
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