カテゴリ:9月の誕生花
晩秋から初冬に、いくつにも分かれた枝先に、赤みがかった緑の萼から白いつぼみをのぞかせ、長いおしべとめしべを突き出した白い花が房状に咲き、赤くなった萼の中に実がつきます。 9月18日の誕生花のわからない花は、ほのかに甘い香りのする白い蝶のような花、クラリンドウ。 花の名は、学名Clerodendrum wallichiiからで、属名のクレロデンドロン(クレロデンドルム)が転訛したものだそうです。
Clerodendrumはギリシャ語のcleros(運命)とdendron(樹木)で、スリランカの2種の初期の名のarbor fortunata(幸運の木)とarbor infortunata(不運の木)からつけられました。 種小名の wallichii はデンマークの植物学者Nathaniel Wallichの名にちなんでつけられました。
花言葉「大きな希望」は、おしべとめしべが長く蝶のような花が群れ飛び、今にも舞い上がって飛んでいきそうな花の印象からつけられたのでしょう。 仲間のクレロデンドルム・ウガンデンセ(ブルーエルフィン、ブルーウイング)も青い蝶のような花形をしていて、同じ花言葉がつけられています。 クラリンドウは赤い萼と黒紫色の実のコントラストがきれいなのですが、寒くなった頃に花期を迎え、コンパクトにできないので、ぎりぎりまで戸外に置き、実が落ちてしまいます。 クマツヅラ科クサギ属、非耐寒性常緑低木、原産地:アッサム地方、ヒマラヤ クラリンドウの花言葉:大きな希望。 クラリンドウの誕生花:― 流通時期:鉢花を秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.18 10:31:23
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