カテゴリ:誕生花のない花
晩秋から初冬に、葉の裏に密生した白い絹毛でくっきりと縁取りされた葉をつけて、いくつにも枝分かれした茎先に、白い花(頭花)が1輪ずつ、次々と咲きます。 誕生花のない花は、晩秋の海岸に群れ咲く可憐なノギク(野菊)、アシズリノジギク(足摺野路菊)。 花の名は、ノジギク(野路菊)の変種で、高知県の足摺岬(愛媛県の佐多岬まで)の海岸の岩場に自生することから名づけられました。
ノジギクは、植物学の父、牧野富太郎博士が高知県の仁淀川の河原で発見した野生のキク(菊)で、海岸沿いに生えると思われず野路と命名されました。 花言葉「可愛らしい」は、葉に白い縁取りのあるシルバーがかった葉も、黄色の筒状花が集まった花芯の周りに白い舌状花が並ぶ頭花も丸みをおびてかわいらしいことからつけられています。
鉢植えのアシズリノジギクは茎を横に這うにように伸ばして、晩秋から初冬には花径3cmほどの白い花がこんもりと咲きそろいます。 落葉樹が葉を落とし、他の草花の茎葉の枯れた頃に、行く秋を惜しむように美しく咲いています。 キク科キク属、耐寒性多年草、原産地:日本 アシズリノジギク(足摺野路菊)の花言葉:可愛らしい。 アシズリノジギク(足摺野路菊)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を晩秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.01 18:37:40
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