カテゴリ:11月の誕生花
春に、縁にギザギザがある羽状の葉のわきに緑黄色の小さな花弁のない花が咲き、雌株の雌花は緑の小さな果実をつけ、夏から秋に赤く熟してはじけると光沢のある黒い種子が出てきます。 11月22日の誕生花は、独特の辛みと香りがする日本の香辛料、サンショウ(山椒)。 木の名は、山で採れる椒(果実の辛いもの)から名づけられました。 別名のハジカミ(椒)は、ハジが熟した果実の皮がはぜることから、カミがニラの古名カミラの略で、ニラのように辛いことからつけられました。
花言葉「健康」は、実が一年の邪気を払い長寿を願ってお正月に飲むお屠蘇に使われ、実に胃腸の機能を高め、消化不良や腹痛などに薬効があることからつけられたのでしょう。 サンショウは無花果人参のわらべ歌で歌われ、ことわざに「山椒は小粒でもぴりりと辛い(実は小さいが非常に辛いことから、体は小さくとも才能や力量が優れていて、侮れないことのたとえ)」とあります。 サンショウは若い芽(木の芽)を刺身のつまや和え物などに、はぜた果実の皮を粉にした粉山椒をウナギの蒲焼きに、花や未熟な青い果実を佃煮に利用しています。 花言葉「魅惑」は、食欲のないとき花や実の佃煮などの独特の香りに引きつけられることからきているのでしょうか。 庭の鉢植えのサンショウは小さい頃、若葉をせっせと採っていたためか、なかなか大きくならないので、実も少なく今は収穫していません。 ミカン科サンショウ属、半耐寒性常緑低木、原産地:日本、中国、朝鮮半島 サンショウ(山椒)の花言葉:健康、魅惑。 サンショウ(山椒)の誕生花:11月22日 流通時期:ポット苗や苗木を秋~春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.22 10:30:56
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