カテゴリ:1月の誕生花
晩秋から春まで、まっすぐ伸びた長い茎先の白い毛が生えた長楕円形の葉の上に、ピンクや白、赤紫、紫、黄色の一重や八重の花が咲き続け、甘く香ります。 1月20日の誕生花は、悲しい愛の花ストック、アラセイトウ(紫羅欄花)。 花の名は、葉や茎に白い毛が生えていて、葉の手触りが毛織物の羅紗(ポルトガル語でラセイタ)に似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。 今では、英名のストック(stock)の名で知られている花で、ストックは花の茎が太くまっすぐ伸びて長いことから茎という意味でつけられました。
花言葉「愛の絆」は、神様が美しい姉妹の魂を黄色いアラセイトウの花に宿らせたというローマ神話のお話からつけられたのでしょうか。 美しい姉妹と心優しい兄弟が出会ってそれぞれ恋仲になりましたが、姉妹に横恋慕していた青年たちに兄弟が殺され、姉妹はあまりの悲しさから兄弟のあとを追ったというお話でした。 また、昔お姫様が敵国の王子様と会うために城の窓から抜け出そうとしたところ、ロープが切れて落ちて亡くなり、神様が憐れんでお姫様を花に変えたというお話からもきているようです。
寄せ植えのアラセイトウは秋までの花ルドベキアの花が枯れたあとも、冬の雪にも負けずに春まで咲き続けていました。 花言葉「求愛」は、昔求愛のときに花を添える風習があり、香りのよいアラセイトウの花が多く使われていたことからつけられたのでしょう。 アラセイトウは花色別に愛の花言葉がつけられています。 アブラナ科マッティオラ属、半耐寒性秋まき一年草、原産地:南ヨーロッパ アラセイトウ(紫羅欄花)の花言葉:永遠の恋、永遠の美しさ、永続の美、愛の絆、逆境の忠節、求愛。 アラセイトウ(紫羅欄花)の誕生花:1月20日、2月9日、3月2日、5月6日、7月16日、7月24日 ストック(白)の花言葉:ひそやかな愛。 ストック(紫色)の花言葉:おおらかな愛情。 ストック(ピンク)の花言葉:ふくよかな愛。 ストック(黄)の花言葉:さびしい愛、さびしい恋。 流通時期:ポット苗を秋~冬に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.20 10:30:43
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