カテゴリ:12月の誕生花
早春に、放射状に広げた肉厚な葉の中心から伸びた太い花茎に、濃い紫やピンク、白などの小さな6弁花がゴージャスな花房になって咲き、よく香ります。 12月3日の誕生花は、春ごとに清々しい香りとともに愛の命をよみがえらせる花、ヒヤシンス(ヒアシンス)。 花の名は、ギリシャ神話で太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスの寵愛を受けた美少年Hyakinthosから名づけられました 。
花言葉「スポーツ」「ゲーム」「遊び」は、ヒアキントス(ヒュアキントス)が太陽神アポロンと二人で、鉄の円盤を投げて楽しんでいたことからきています。 花言葉「嫉妬」は、ヒアキントスとアポロンの仲良く遊戯を楽しむ姿に、西風の神ゼピュロスが嫉妬して、強い突風をアポロンの投げた円盤に吹きつけたことからつけられています。 花言葉「運命」は、突風で大きくはねた円盤があたって命を落としたヒアキントスの流した血から咲いた紫色の花からでしょう。 紫色は高貴、荘厳、権威などのイメージカラーで、心や体が傷ついたときの癒しの色が、欧米ではこの悲劇の神話から花言葉の「悲哀」を表す色になっています。
鉢花のヒヤシンスは花後に庭や大きな鉢に植え替えてお礼肥えをしますが、翌春からは毎年少しずつ花数が少なくなって何年かすると消えていきます。 ギリシャ神話で古くから親しまれているヒヤシンスは花色ごとに花言葉がつけられています。 ユリ科ヒアシンス属、秋植えの耐寒性球根植物、原産地:地中海 ヒヤシンス(ヒアシンス)の花言葉:(ギリシャ神話から)スポーツ、ゲーム、遊び、運命、嫉妬、悲哀。 ヒヤシンス(ヒアシンス)の誕生花:1月4日、3月7日、3月27日、4月6日、4月11日、12月3日、12月11日 ヒヤシンス(白)の花言葉:心静かな愛。 ヒヤシンス(黄)の花言葉:あなたとなら幸せになれる。 ヒヤシンス(ピンク)の花言葉:しとやかなかわいらしさ。 ヒヤシンス(紫)の花言葉:初恋のひたむきさ。 ヒヤシンス(青)の花言葉:変わらない愛情。 ヒヤシンス(赤)の花言葉:嫉妬。 流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を冬~早春に見かけます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.03 10:30:05
コメント(0) | コメントを書く
[12月の誕生花] カテゴリの最新記事
|
|