カテゴリ:2月の誕生花
春まだ浅い頃、赤紫色を帯びた茎先に、4枚の若葉につつまれた白い花穂がまっすぐ伸びて、白いモールのような花弁のない花が一輪咲きます。 2月4日の誕生花は、静御前の悲恋と美をしのぶ春の山野草、ヒトリシズカ(一人静)。 花の名は、気高さのある花の姿から、鎌倉時代に悲運の名将と呼ばれた源義経の側室、静御前のおもかげを偲んで名づけられました。
花言葉「隠された美」は、若い葉に包まれてひっそりと、白い花糸のようなおしべを伸ばす花のけがれのない美しさからつけられました。 花言葉「愛にこたえて」は、吉野山で義経と別れたあと、捕えられてもなお義経への思いを貫いた静御前にちなんだ花の名前からきています。
静御前が鎌倉の鶴岡八幡宮で唄って、源頼朝の怒りを買った義経を想う歌。 しづやしづ しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな ヒトリシズカは毎年山野草の土に植え替えるだけで、ずっと小さな鉢の中で群生して花を咲かせ、おしべの白い花糸が散る頃には、十字に葉が開いてよく茂ります。 センリョウ科チャラン属、耐寒性多年草、原産地:中国 ヒトリシズカ(一人静)の花言葉:隠された美、愛にこたえて、静謐。 ヒトリシズカ(一人静)の誕生花:1月9日、2月4日、3月19日 流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.04 10:30:54
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