カテゴリ:2月の誕生花
厳しい冬のさなかから春に、枝分かれして横に広がった茎先の縁にギザギサのある葉のわきに、空色の花弁に濃青色の筋の入った小さな4弁花が朝開いて、夕方に閉じて落ちます。 2月11日の誕生花は、花の美しさと名前がアンバランスなヨーロッパ原産の帰化植物、オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)。 花の名は、大きなイヌノフグリ(犬の陰嚢)で、イヌノフグリは花後につく実が2つ並んでいる様子を犬のフグリ(陰嚢)に見立てて名づけられました。 明治初期に渡来したオオイヌノフグリもイヌノフグリも、植物学者の牧野富太郎博士によって命名されました。
花言葉「愛くるしい」は、群生して葉に散りばめられたように咲く空色の小花の可憐さにつけられたのでしょう。 花言葉「信頼」は、一日でポロッと落ちる短い命の花を冬から春まで長く咲かせ続けることからきているのでしょう。
オオイヌノフグリは以前は道端や畑の畦道など、日当たりのよい所ではどこででも見かけましたが、今では空き地などでも見られなくなり、ご近所では小さな川の縁だけで咲き誇っています。 小学生のとき空色の美しさに魅せられて、空き地の花のじゅうたんから一茎、持ち帰って父に教わった花の名前を覚えようと繰り返し呼んでいたら、はしたないとたしなめられました。 花色がオオイヌノフグリに近いネモフィラはかなり大きな花で、空色の花を敷き詰めて咲き広がります。 ゴマノハグサ科クワガタソウ属、耐寒性一年草、原産地:ヨーロッパ オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)の花言葉:愛くるしい、信頼。 オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)の誕生花:2月11日、2月27日 流通時期:―
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.11 10:33:28
コメント(0) | コメントを書く
[2月の誕生花] カテゴリの最新記事
|
|