カテゴリ:6月の誕生花
夏に、横に這う茎からすくっと伸びた剣状の横縞や覆輪などの模様の入った多肉質の厚い葉の間から伸びた花茎に、芳香のある白い花が夜に次々と開きます。 6月20日の誕生花は、空気清浄パワーで人気の観葉植物、サンスベリア。 花の名(属名)は、18世紀のイタリアのサンセビエロの王子Reimond de Sangroにちなんで名づけられました。 別名のトラノオ(虎の尾)は、葉に虎の尾のような緑色の濃淡の横縞模様があることからつけられています。
花言葉「永久」「不滅」は、次々と新しい葉を出して増える長く変わらぬ姿と、和名のチトセラン(千歳蘭)の千歳からの連想でしょうか。 花言葉「堅実」は、厳しい乾燥地帯で実に頼らず、地下茎を横に伸ばして子孫を増やすことからつけられているのでしょうか。 サンスベリアは乾燥に強く、長く水やりを忘れても、葉がしおれても枯れることはなく、最低温度が10℃以下になって水を与えると地ぎわが腐って倒れるとのことです。
サンスベリアは3種のうち1種がつぼみのつけ根に蜜を滴らせ、甘い香りの花を咲かせて、しばらくして葉の虎の尾模様が薄くなっていきました。 株が充実すると花を咲かせるそうで、他の株や横に伸びた太い地下茎から出た新芽を育て、また花を見られる日を気長に待っています。 黄色の覆輪斑が入るローレンティー、葉を四方に広げて長く伸びないコンパクトなハニーなど葉色や模様などさまざまで、草丈が10cmほどの小型種から1m以上の大型種があります。 リュウゼツラン科(リュウケツジュ科)サンスベリア属、非耐寒性(10℃以上)常緑多年性多肉植物、原産地:アフリカ、南アジアの乾燥地帯 別名:サンセベリア、チトセラン(千歳蘭)、トラノオ(虎の尾)。 サンスベリアの誕生花:2月21日、6月20日 流通時期:鉢植えを周年見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.20 10:30:13
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