カテゴリ:11月の誕生花
夏から秋に、先の尖った心形の葉の間から伸びた花茎の先に、白い萼が深く5つに裂けて花弁状になった小花が穂状に咲き、花後に黒褐色の三角錐形の実がつきます。
11月3日の誕生花は、縄文時代に渡来した救荒作物、ソバ(蕎麦)。 花の名は、実が三角形をしていることからの稜(物の角を意味する古語)と、麦が複合した稜麦(ソバムギ)の略語です。 ソバは春まきで夏に収穫する夏ソバと、夏まきで秋に収穫する秋ソバがあり、秋ソバは多収で味も香りもよく、新ソバと呼ばれています。 ![]() ![]() 花言葉「あなたを救う」は、冷涼な荒れ地でも夏と秋に収穫でき、穀物類の中では良質のタンパク質やビタミン類、血管を丈夫にするルチンを含み、栄養価が高いことからつけられたのでしょう。 花言葉「懐かしい想い出」は、そばにまつわる様々な思い出からきているのでしょうか。 かつては白い花が一面に広がっていたソバ畑や、蕎麦蒸籠(せいろ)を何段も重ねて自転車で走っていたそば屋さんの姿、麺のソバが今より黒かったことなど。 ![]() ![]() 春に友人から分けてもらったソバのタネを庭の片隅にまくと、初夏に茎を長く伸ばしながら、葉のわきに次々と花穂をだして、白い花を咲かせ続け、茎の下から順に黒いタネを結びました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.03 10:30:05
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