カテゴリ:3月の誕生花
春に、線状の葉の間からすらっと伸びた花茎の先に、花弁も萼(ガク)もめしべの先も三の数の青紫や白、黄色などの美しい色と形をした花が咲きます。
3月18日の誕生花は、アヤメ属の花の総称、アイリス。 花の名は、属名の英語の音読みで、属名はギリシャ語のiris(虹)に由来し、花が虹のように美しいことからギリシャ神話の虹の女神アイリス(イリス)にちなんで名づけられました。 アイリスは単にアイリスや球根アイリスというとダッチアイリスを指すことが多く、ダッチアイリスはスパニッシュアイリスを中心に数種を交配してオランダで作出された園芸品種です。 ![]() ![]() 花言葉「恋のお使い」「恋のメッセージ」は、ヘラの侍女のアイリスが虹の女神となって、天上と地上を結ぶ虹の橋をわたって神々の使者をつとめたことからつけられています。 アイリスがゼウスのラブ・コールを固く拒み続けたことを知ったヘラは、アイリスのけなげな心に感激して七色に輝く首飾りを与え、大空を渡る虹の女神にかえたということです。 虹の女神アイリスが届ける「恋のメッセージ」は、もちろん「私はあなたを愛します」でしょう。 花言葉「雄弁」は、古代エジプト人がアイリスを雄弁の象徴と考えて、スフィンクスの顔を飾ったことからきているのでしょう。 ![]() ![]() ダッチアイリスは植えっ放しで大きくなった果樹の陰になっても、毎年きれいな濃い紫青色の花をけなげに咲かせています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.18 10:30:06
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