カテゴリ:誕生花のない花
初夏から秋にかけて、中空の茎を伸ばしながら、手のひら状に裂けた大きな葉のわきに、花穂の上に花柱が赤い雌花、下に黄白色の雄花が次々と咲き、やわらかい刺をつけた実がなります。
誕生花のない花は、風変わりな花とトゲのあるかわいい実、トウゴマ(唐胡麻)。 花の名は、古い時代に中国から渡来し、ゴマ(胡麻)のように油が採れることから名づけられました。 別名のヒマ(蓖麻)は漢名の蓖麻の音読みで、実の中の種子をヒマシ(蓖麻子)、種子から採った油をヒマシ油(蓖麻子油)と呼んでいます。 花言葉「魔除け」は、古代エジプトで病気になるのは悪魔が体内に入り込んだからとされ、体内から追い出すために強い下剤のヒマシ油を用いたことからつけられたのでしょう。 花言葉「いつもそばに」は、花と実を同時に見られることからつけられたのでしょうか。 唐ごま 赤葉(品種名)は、晩春に芽を出してひと月もすると、つぼみをつけて緋色の実をならせ、草丈が低いときには赤みを帯びた葉に隠れていた花が晩夏には目の高さで咲きました。 下方の葉のわきにわき芽をだして次々と花芽をつけ、雌花が実をつけると花茎が伸びて、役目が終わった雄花は下に取り残され、まだ咲いている雄花もありました。 トウダイグサ科トウゴマ(リキヌス)属、春まき一年草(非耐寒性多年草)、原産地:北アフリカ、インド 別名:ヒマ(蓖麻) トウゴマ(唐胡麻)の花言葉:魔除け、いつもそばに。 トウゴマ(唐胡麻)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を晩春から初夏に見かけます。 園芸ネット プラス、ハッピーガーデンさんにあります。 ゲットウ ゲッキツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.07 10:30:06
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