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弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

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2024.05.01
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カテゴリ:5月の誕生花
​​春に、放射状に広がった縁が浅く切れ込んだ葉の中心から伸びた花茎の先に、花弁の中心にオレンジの斑がある明るい濃黄色の長い筒状花が一方向に固まって下向きに咲きます。

5月1日の誕生花は、プリムラの原種のひとつ、カウスリップ。

花の名は、英名のcowslipの音読みで、古英語のcu-slyppe(牛フン)に由来し、牧場の草地など牛のフンが落ちているような所に生えていることから名づけられました。

別名のキバナクリンザクラ(黄花九輪桜)、キバナノクリンザクラ(黄花の九輪桜)は、同じ属のクリンソウ(九輪草)に似ていて黄色い花が咲くことから呼ばれています。

 

プリムラは種類が多く、サクラソウ属(Primula)の花の総称として使われ、花言葉「青春の始まりと悲しみ」はプリムラ全体の花言葉です。

花言葉「青春の始まりと悲しみ」は、寒い頃に咲きはじめ、夏前に枯れてしまうことからつけられています。

花言葉「豊穣」「豊かさに恵まれる」は、牧草地などに自生し1茎に明るい黄色の花をたくさん咲かせる様子からきているのでしょう。

 

カウスリップの花は鎮静や去痰などの作用があり、エディブルフラワーとしてジャムや砂糖漬けなどに利用され、ハーブティーとして飲まれています。

毎春訪れる植物園で、カウスリップが散策路から離れたガーデンのあちこちに植えられているを一度だけ見ましたが、花が一方向に向いて咲いていました。

サクラソウ科サクラソウ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、西アジア

別名:キバナクリンザクラ(黄花九輪桜)、キバナノクリンザクラ(黄花の九輪桜)

カウスリップの花言葉:豊穣、青春のはじまりと悲しみ、若い時代と悲しみ、豊かさに恵まれる。

カウスリップの誕生花:5月1日、5月6日

流通時期:プリムラのポット苗を初秋に、晩秋から花つきポット苗、冬に鉢花を見かけます。

ノリウツギ
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Last updated  2024.05.01 10:30:09
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