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山への情熱 音楽への愛

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2020年01月29日
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カテゴリ:クライミング
1月26日月曜日、先週に続いて八ヶ岳広河原沢を訪れた。今回は愛知県から来た男性と同行した。小淵沢に前泊し、朝6時出発。天気予報は悪く、午前中は曇り、午後は雪というものだったが、荒れる要素は無かったので出かけた。
舟山十字路から雪道をチェーンスパイクをつけて登り始めたが、1週間前より雪が少なくなっていて路面が出ている部分もあった。堰堤を越えるとさすがに雪がしっかりついていたが、途中の小さな滝は少し溶けて小さな池が随所にできていた。池に落ちると致命的なので細心の注意で濡れないよう道を選んだ。
二股から更に高度を上げ、左股本谷の手前で見晴らしルンゼへのトレースを辿り、出合まで進む。同行の男性が初めてなのでまず2の滝を登攀。私は2度目で余裕で昇れた。勿論私たちだけで今日も見晴らしルンゼ独占だった。温かいせいか今日は霧氷ができてなく、裸の木々が天から私たちを見下ろしていた。
  2の滝
 続いて1の滝に移動した。昇られた形跡が全くなく、取り付きの最初から雪がかなり乗っていて、氷瀑に向かってラッセルを強いられた。ズボッズボッと雪に足を取られながら取り付きに到着。見晴らしルンゼの中では最も氷瀑らしい滝が稜線に向かって伸びていた。
見た目はバーチカルのようだったが、実際に近づいてみると傾斜はきつくなく昇りやすかった。ただ氷が硬くで確実に決めるために何度も打ち込んだ箇所もあった。総じて困難な部分はなく、楽しめた。
  1の滝を登攀
        
 1の滝を登攀する私ど同行のFさん
1の滝を登攀し、上から懸垂下降する頃になると雪が舞い始めた。最初はチラチラだったが、次第にしっかり降り続いて瞬く間に遠くの山や空は灰色になり視界が消えた。天候は急変したがタイミングよく取り付きに戻り、雪が酷くなる前に舟山十字路まで下山できた。今夜は積雪50センチと言う予報だったが新しいルートに登攀でき、安全に行動できてラッキーだった。





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Last updated  2020年01月29日 20時10分24秒
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