4223565 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

山への情熱 音楽への愛

山への情熱 音楽への愛

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021年12月14日
XML
カテゴリ:登山
12月12日日曜日。遂にこの日を迎えた。今季最大の難関・甲斐駒ヶ岳黄蓮谷左股登攀の初日だ。万全の準備を整え、韮崎からYガイドと尾白川渓谷の駐車場に入った。晴天の休日でそこそこの車が入っていた。竹于神社に登山の無事と成功を祈願して出発した。
 
               竹于神社にお参りして                   吊り橋を渡る
ここまでは良かった。しかしこの後、私は予想外の大失敗をしてしまう。
あの枯葉積もる登山道を登っていたのだが下ばかり向いていたのか黒戸尾根に直上する重要な指導標を見逃して尾白渓谷に続く道を進んでしまったのだ。紆余曲折の末、来た道を再度下り、見落とした黒戸尾根の直上ルートの標識まで出た。ここで間違ったのだとはっきり悟ったが、既に2時間をロスしていた。
ものすごく落ち込んだ。いくら年寄と言っても何でこんな単純な所で道迷いするんだ?。下ばかり向いているからいけないんだ。自分を責めたがどうしようもない。Yガイドとこれからどうするか話し合った。たたでさえ長く困難な黒戸尾根かつ日没が早いこの時期なのだ。
①案 もう諦めて下山する。その場合、行く山や氷瀑があるか?この時期、近くの尾白渓谷はまだ氷結してないから八ヶ岳以外には氷瀑はないし、登りたい山もない。
②案 これから七丈小屋まで登ると順調にいっても夜の6時過ぎになるが、それでも頑張って登るか。
厳しい決断を迫られた。でもここで下山するなんて絶対嫌だった。何のためにこれまでしんどいトレーニングをしてきたんだ?。例え何時になろうとも真っ暗になろうとも前進するしかない。一人ではない。信頼できるガイドが同行しているではないか。私は「登ります」と告げた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021年12月28日 12時57分34秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X