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カテゴリ:登山
5月22日日曜日。明日、瑞牆山のマルチに出るため、今日は韮崎に前泊する必要がある。どうせ韮崎に泊まるならそこから近い山に登ろうと考え、茅が岳から金ヶ岳の縦走をした。アズサ1号に乗って韮崎で下車すると駅前から深田記念公園行きのバスがある。深田記念公園であの有名な文が刻まれている碑を見て新緑のトンネルの中の緩やかな道を登る。スロースターターの私にはこの緩やかなスタートはとても嬉しい。森の風景を楽しみながらゆるゆると登った。途中の分岐を過ぎると岩場が出てきて道は急峻になり、頂上直下で深田久弥終焉の地の碑が出てくる。それから急坂を一登りすると茅が岳山頂である。狭い山頂はハイカーで賑わい、ツツジが美しかった。雲が厚く、富士山も八ヶ岳も姿を見せてくれなかった。
百の頂に百の喜びあり 深田記念公園の碑 深田久弥終焉の地 碑 茅が岳山頂 一休みしてすぐ金ヶ岳方面に出発した。ここまでは人が多いがこの先はまばらでとても静かな山旅になる。イワカガミがピンクの花をつけていて夏の到来を感じさせた。金ヶ岳まではいったん下ってコルに出てまず南峰に登り、再度下ってまた登り返して金ヶ岳北峰に到着する。途中の石門がダイナミックである。 可憐なイワカガミの花 石門 金ヶ岳山頂 金ヶ岳で男性の登山者に出会った。「疲れますね」という会話から年齢を聞くと80歳だという。感嘆した。80歳になってもこの山に登れている。そりゃ、疲れても当然ですよね。ちょっと励まされた。 山頂からの下山路は急峻な岩場が連続する痩せ尾根でロープも張られていて気を抜けない所があったが慎重に下って最後は樹林帯に出る。斜面の向こうに見える茅が岳や金ヶ岳の稜線がなだらかで優美だった。日当たりのよい斜面でハルリンドウの紫の花を見つけて興奮した。サルオガゼが蜘蛛の巣を張ったように一面に樹木に張り付いていたのもこの辺りでは珍しい気がした。 茅が岳から金ヶ岳の稜線 ハルリンドウ サルオガゼ 登山道の最後は明野ふれあいの里というキャンプ場みたいな所で、そこからアスファルトの直線道路2.5キロをジョギングしてバス停に到着。この最後のアスファルトが辛い。何とか3:15分のバスに間に合った。 バス停からニセ八つとも呼ばれる茅が岳と金ヶ岳を振り返る 茅が岳山頂のツツジ 金ヶ岳山頂のキンポウゲ 参考タイム 最寄り駅5:47⇒韮崎8:30 8:50(バス)⇒深田記念公園9:11 9:30⇒茅が岳山頂11:23 11:35⇒金ヶ岳山頂12:49 13:15⇒登山口バス停15:07 15:15バスで韮崎へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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