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カテゴリ:登山
牛奥ノ雁ヶ腹摺山から枯れ木の林を抜けて快適に下った。ここまでコースタイムを軽くクリアできたことに満足していた。2時過ぎに遠くで雷の音がし、雨が降り始めたので雨具を着て身支度した。この後に今回、最も困惑した下山が待っていた。パノラマ岩を過ぎてグングン下り、日川林道まで出る。ここで一旦林道を通過して再び登山道に入るのだが、ここでまず1回目のしくじり。右側の林道を行けばすぐ近くに道標があったのに左側に行ってしまって引き返したので無駄な時間をくった。さらにグングン下山して2回目の林道に出た。地図ではここの詳細はわからないので解説書を入念に読んだがそこからの登山道入口が見つからない。林道を右に登って入口がないか確かめたがそれらしきものはない。林道左の砂利道を入口を探しながら下るが無い。雨はだんだんひどくなってくる。なぜ登山道が見つからない?。何が間違っている?
時間は無常に過ぎるし雨は降る。スズラン昆虫館前最終バスは4時。少なからず焦った。初めての道なので1時間の余裕をもって下ったのにこれだ。止む無くスズラン昆虫館に電話した。突然の電話にも関わらず親切に対応して下さり、それによると砂利道をかなり下った所から左手に登っていくというのだ。下山するのに登る?と驚いた。更にこの林道を下りきると県道に出るのでそのまま下っても良いと分かった。 腹をくくって砂利道を下り続けた。そしたら相当下った地点で山側にブルーのリボンが付けられていて「甲州アルプス」の名前が記載されていた。ここかもと思って登ってみたらとても気持ちのよい道が続いていたのでこの道だとは思ったが、「バス停へ」という表示が無いので過ちを重ねたくないと考え、安全策で再び林道に戻って下った。しばらくすると黄色のゲートがある県道に出、「上日川峠まで6.2㌔」という表示があった。時間を見ると4時06分、ああ、間に合わなかった。とぼとぼ無人の雨降る県道を歩いた。そしてついにスズラン昆虫館に到着したのだった。「やったね」大きな安堵に包まれた。 雨に煙るスズラン昆虫館 ここで館内に入り、電話に対応して下さった男性と女将さんに会った。ものすごく親切ですぐストーブをつけて雨でぬれた体や雨具を乾かせるように配慮して下さったし、名物の山椒煮やお茶を出して下さった。フルーツパフェを注文したら、超豪華な品が出てきて驚いた。 ここは昆虫ですごく有名らしく、昆虫館があり、夏はカブトムシやカミキリムシ、蝶々などのイベントで予約がいっぱいだという。ペンションになっていて宿泊もできる。何度もバスの中から見ていたがほとんど知らず認識不足だった。男性に甲斐大和駅まで送ってもらい、最高にラッキーだった。下山に苦労したが嬉しい出会いもあった。 下山して再度、昭文社発行で調査執筆が関口理行さんによる地図とガイドブックを詳細に読み直してみた。~再度林道に降りて林道をしばらくたどります。標高1470m付近、林道が西から東へ大きく向きを変える所でまた登山道に入ります~と記載されている。この「しばらく」がどれくらいの距離なのかが不明だし、標高1470mも高度計付き時計でも持ってなければわからない。~登山道に入る~のイメージだと下山してる訳だから下ると思ってしまうが実際は一時登るのだ。この説明でわからなかったとしても私の落ち度だけとも言えないというのが結論だった。ともあれものすごく勉強にはなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年06月13日 21時09分27秒
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