東京ドームでの巨人ＶＳ広島３連戦の３戦目に巨人は野間口を一方の広島は大竹をそれぞれ先発に起用して始まった試合は、初回にヒットで出た清水を置いて小笠原が３０号２ランを放って２点を先取した。４回にはイ・スンヨプの２塁打をきっかけに阿部の犠牲フライで３－０となり、更に６回にはイ・スンヨプが四球で歩いて二岡がヒットでチャンスを作るとゴンザレスがタイムリーを打って４－０となった。

そしてホリンズが四球で歩いて満塁となって大竹が降板で２番手で登板の森から高橋（由）が走者一掃の２塁打で７－０と一気に点差を広げた。方や今期初先発となった野間口は初回はヒットや四球で不安定な立ち上がりだったが６回を無失点で投げ切って山口に後を託して降板した。

勢い付いた巨人打線は８回裏にも３番手の林からヒットで出た脇谷を高橋（由）が２塁打を放ってホームへ返すと、古城も続けて２塁打を打って９－０と大量リードになって豊田・上原といった連投のリリーフ陣にはいい休養となった。デーゲームの阪神ＶＳ中日戦で中日が阪神に勝った為に久々に巨人が首位を奪回してセ・リーグの首位戦線は益々混沌状態になって来た。

「先週３位に転落した時は一体どうなるんやと思うたけど、対広島３連戦の初戦で大逆転で勝って勢いが出て来て息を吹き返した感じやなぁ。次の甲子園での決戦がいよいよ首位の座を賭けての大一番になるから絶対に勝って貰わんとな。」