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カテゴリ:本
最近借りた本。 モッキンバードさんの紹介で借りた本。 モッキンバードさんの書評どおり、主な登場人物3人が犯罪を起こすまで。 少年院~卒院、その後の心理描写が丁寧に書かれて、飽きることなく読めました。 空白の心を持とうと思っても やっぱり人間は誰かと関わらないと生きていけないものだな。と思いました。 久藤、葛城少年のその後がどうなっていくのか。さらに読んでみたいです。 特に目新しいことはなかったな~。斜め読みで終了。 ところで・・・父親の品格なんて本もあるみたいですね。
40歳を目前として末期がんの宣告を受けた主人公。 30年ぶりに故郷へ帰り幼なじみ達と再会するお話らしい。 ☆ 「人を許したい。でも許せない。」 「人に許して欲しい。でも許されていいのか。 どうしたら許されたと思うことができるのか。」 という葛藤が様々な人を通して、つながって。が丁寧に書かれていて、 さすが重松 清さんだな~。と思いました。
静かにつらく泣ける小説らしい。
野島伸司著。 支えあう友情が無性にうらやましくなる青春物語らしい。
「香りと記憶」をテーマに書かれた短編小説。8人の作家が参加しています。 ☆ 「香り」と書いてあったので、アロマテラピーで使うような 香りの種類を想像していたんだけど・・・ コーヒーメーカーが主催したイベントに出品されたものらしく、 コーヒーの香りにまつわる話が多く、「香り」より「匂い」といった方がいい作品もあった。 ただ、香りにしろ匂いにしろ、記憶と香り(匂い)は結びついているものだな。と 思い出させてくれた作品でした。
「思い出しても泣けてくるすばらしい小説」らしい。 ☆ という解説を雑誌で見ましたが、「思い出して泣けてくる。」のは大袈裟かな。 でもニュースで自殺の報道がなされるたび、この本をまず読んでみて欲しかったな。 と思うようになりました。 「ミステリーと思いきや、衝撃的な恋愛小説としてエンディングを迎えるそうです。」 ☆ 恋愛っていうのかな?? こういうふうな形になった二人の気持ちの描き方が 面白かった。確かにこういうことってなさそうであるかも。と思えました。 それにしても、この著者。 「悪人」といい、ちょっと他の人とは違った感性を持った女性を 描くのが好き???と思いました。
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