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カテゴリ:<遊ぶ>国立公園、アウトドアー
*オリンピック国立公園 1の続きです 冬場の穴場スポットは、オリンピック国立公園の南端に位置するクィノルト温帯雨林。 夏場は予約困難な人気リゾート、レイク・クィノルト・ロッジにも比較的簡単に宿泊でき、また冬場の多量な雨により、最大の見所である温帯雨林が鮮やかな深い緑色に輝き、川には産卵するサーモンが溢れ、それを狙うアメリカの国鳥ボールド・イーグルまでお目にかかれる。 そして、北米に生息するエルク(大角鹿)の中でも最も大きい、ルーズベルト・エルクの遭遇率が一番高いのも冬場である。一時ハンティングなどを理由にルーズベルト・エルクは絶命の危機に瀕していましたが、現在オリンピック国立公園だけでもその数5000頭まで回復し、全米で最も生息数が多い場所としても知られています。 この辺りには、複数のトレイルがあり、気軽にハイキングを楽しめるのも魅力。トレイルは、約0.4Kmのビック・シダー・ツリー・トレイルから、約32kmのエリプ・クリーク・ループまであり、初級者~上級者向けにわかれている。推定樹齢1000年といわれている巨大な杉の木やエゾ松なども見ることができる。 観光客が少ないこの時期に、静かな温帯雨林を歩くと神秘な自然の世界と力に吸い込まれるような不思議な気持ちになる。信じられない程の手付かづの大自然の中で、穏やかで平和な気持ちが取り戻せる自分に出会えるはず。 できるだけナチュラリストと歩くことをオススメします。同じトレイルを歩いても、生態系とこの周辺に詳しい彼らの目からみた温帯雨林はまるでミステリー小説を読むごとく、不思議な物語で溢れています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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