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カテゴリ:グルメ・お店情報
ダーリンことフランス人シェフの ロロさんと二人で、ちょっと早いクリスマス・ディナー。シェフはクリスマスが一年で最も忙しい時季。たっぷりシェフとしてサービスできるように、まずは自分のクリスマスタイムを充実させてパワーとアイデアを蓄えることも大切です。
というわけで、行ってきました東京・渋谷エクセル東急25階の「アビエント」。フランス語で「またね!」という意味です。新宿サイドの窓際の席で、高層ビル群の夜景を眺めながら、ちょっとゴージャズナイトを過ごしました。 プレ・クリスマスディナーということで、「Party for two」というコースメニューをオーダー。アミューズ、前菜、魚メイン、肉メイン、チーズ、クリスマスデザート、エスプレッソで税金、サービス料込みで、ナント7507円です。 クリスマスですもの。まずはシャンパーニュで乾杯。丁度グラス二杯分のポメリーの200ミリリットルボトルを注文。「君の赤い瞳(目が出血しているため)」でした。 そして、いよいよ料理です。 ■アミューズ:鮟鱇とキノコのテリーヌ。要するにアンキモ風のお味です。 ■オードブル:フォアグラのポアレ、トリュフのサラダを添えて フォアグラのポアレの下にセロリー・ルーツのマッシュが敷いてあり、そのほのかな甘みと優しい食感に生焼けのフォアグラがぴったり。それにトリュフ味のソースがかかったベイビーリーフのサラダが味を引き締めます。ロロさん曰く「セロリー・ルーツってとっても高い食材」とのこと。要するにセロリの根っこをマッシュポテト風に料理したものです。 ■オマール海老と冬野菜のカプチーノ仕立て ロロさんが「とってもおいしい!」と珍しく言った一品(ロロさんはプロとしてなかなかほめないのです)。なんといっても高級食材のオマール海老をふんだんに使っているところがマル。そして、スープにきちんとオマールのだしがきいています。オードブルのセロリー・ルーツといい、オマール海老といい、この値段で、この食材です。コストパフォーマンスはかなりいい、ということですね。 ここまでのワインは2001年のアルザス・リースリングの白をあわせました。 ■国産のローストビーフをクリスマス前にアビエントスタイルで・・・ ローストビーフといってもコールドミートではなく、ジューシーに焼き上げています。ロロさん曰く「ピストゥソースのアイデアのお料理」とのこと。ピストゥソースとは、地中海料理で使用するバジルと松の実のソースのこと。ここではこの二つをミックスしないで、バジルのソースをデコレートし、松の実を肉全体にふりかける、という手法をとっています。アイデアが面白いメインディッシュでした。 ローストビーフには2002年のムートンカデ(赤)を合わせましたが、この赤は4735円とリーズナブルでしたが、マイルドな味でとっても美味しかったです。チーズともよく合いました。 ■ちょっと早めのクリスマスデザートはアイスクリームとパンナコッタとチーズとショコラのケーキを選びました。トレイの中から好きなデザートを二つ選ぶスタイルです。飾りつけがパイで作った星やハートだったり、アイスクリームにスノウマンの顔が描いてあったりと、遊び心満載で、クリスマス気分をさらに盛り上げてくれました。 ロロさんと二人だけで過ごしたロマンチックなプレ・クリスマスディナー。とっても満喫しました。今度はロロさんがみなさまに愛情をこめてクリスマスディナーに腕を振るう番です。改めてロロさんのシェフとしてのクリスマスディナー、ご報告しま~す。お楽しみに! 一日一回のクリックをお願いします。応援宜しくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年12月20日 16時26分11秒
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