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ロンドン偏食生活・偏食通信

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偏食の嬢王様

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カテゴリ:偏食旅行記
Kenilworth Castle(ケニルワース城)はそれだけではない。

ケニルワース城(一部)

ゲートハウスという建物は1930年代まで家として使われていたそうだ。
その時の住人Hames(ヘイムス)一家が住んでいた時と同じように
保存されている。Hames一家はアンティークを商っていて、
この家は自宅兼展示場兼売り場として大活躍だった。

家族が食事をしているそばから、
ガイドに案内されたツアー観光客兼買い手がどやどやと入ってきて、
子供に話しかけたり、食器棚の品定めをしていたらしい。

プライバシーという言葉がなかったことよりも、
私がイヤだと思ったのはその家で使っているものは
全て売り物だということ。

好きな食器や家具も、買い手がいたらその場で手放すことになる。
自宅が展示場だから隠しておくわけにも行かないし、せいぜい、
トンデモナイ金額設定をして誰も買わないように祈ることぐらいしかできない。

ちなみにその頃の上客は、アメリカ人。
そろそろお金を持ってきたが、まだ歴史がないので、
イギリスに歴史のある家具を買いに来る人が多かったらしい。

Hames家の息子、フィリップ君は、自宅のそばにある
ティールーム(その建物は今でもティールーム、喫茶店として使われている。
10月2日の「食卓」見てね)のレシートや注文票や納品書を
ひそかに集めていた。成人した彼はそのコレクションを本にした。
ゴミが歴史的資料に変わったとてもイギリスらしい例である。

その本は今でもそのティールームで販売中。 

続く





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Last updated  2007/10/08 07:18:16 PM
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