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ロンドン偏食生活・偏食通信

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偏食の嬢王様

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カテゴリ:偏食旅行記
2日目最後の訪問地は

Boscobel House and Royal Oak(ボスコベル邸とロイヤル・オーク)。

Boscobel house

ボスコベル邸は1632年(日本では長崎の出島が完成した頃)に
大農場の作業所を兼ねた邸宅として作られた。

ジョン・ギフォードというカトリックの名士が買い取り、
狩のためのロッジに改造したが、実は冷遇差別されていた
カトリック教徒のための避難所も兼ねていたらしい。

残念ながら来る途中で道を間違えたので、
到着したのは最後のツアーがでた20分後。

ツアーでしか家の中は公開されていないというので、
外のロイヤル・オークを見ることに。

1649年にチャールズ1世がオリバー・クロムウェルによって処刑されると
(ちなみに日本は徳川3代目将軍、家光の時代)、

その子チャールズ2世は市民軍と戦いながら
ウェールズに逃げ込もうとしたが、
1651年に先回りした市民軍にウェールズ行きの
ルートと居場所を嗅ぎ付けられてしまった。

そこでチャールズ2世はこの屋敷の外にあった樫の木(オーク)に登り、
秘密の屋根裏部屋で一晩過ごし、別ルートを通って無事フランスに亡命。

Royal oak plaque

1660年に王政復古となり、晴れてイギリスに帰国したという。

その樫の木は今は長年の風雨に曝され、老木となっているが、

Royal oak

きっと当時は逞しくて、葉が生い茂り、若き王を匿うには
もってこいだったのだろう。それを考えると切ない。

「ロイヤル・オーク」という地名はロンドンにもあるのだが、
なぜ樫の木がロイヤルなのかやっとわかった。

旅には出てみるものね。

続く





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Last updated  2007/10/21 07:45:33 PM
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