カテゴリ:偏食の本棚・映画、DVD
11月に007の最新作「慰めの報酬(原題 Quantum of Solace)」
を見てからずっと書きたくて仕方がなかったけど、自主規制していた。 でも日本でもそろそろ公開される頃だろうからいいよね? CMや番宣でやっているだろう以上の筋は話しませんので、 ネタバレ嫌いな方もご安心を! 前回の「カジノ・ロワイヤル」 【DVD】007 カジノ・ロワイヤル スペシャル・エディション/ダニエル・クレイグ は予告編のほとんどが最初の30分で明かされてしまい、 がっかりしたのだが、今回の予告編はもう少しバラけている。 あまり説明的すぎないのもいいが、登場人物がこんがらがる。 日本語字幕ではそのあたりが上手く説明されていることを祈る。 ボンドガールも21世紀らしく、よく動き、よく戦う! 彼女が最初にボンドを乗せる車、あれがナンだったのかが 個人的にとても気になる。 このシリーズの007はフォードがスポンサーなので、 フォードのフェスティバかKAあたりが妥当なんだけど、 どうしても日産のマーチに見えた。判った人、教えてください。 21世紀らしいといえば、争うものが21世紀らしい。 いままでの作品でも ダイヤモンド、石油、宇宙開発、核兵器、情報などの 利権を争ったものが多いが、今回争うものは納得の21世紀モノ。 悪役も 「世界征服」は可能か? と被るところがあり、興味深い。 その悪役、フランス人俳優のマチュー・アマルリックは 「ミュンヘン」 【DVD】ミュンヘン スペシャル・エディション<2枚組>/エリック・バナ でダニエル・クレイグと共演しており (二人で一緒のシーンはないが) カメラの回っていないところでその話をしたりしたのかな、 と想像するのも楽しい。 マチューは日本の「ミュンヘン」ファンの間で 「SMAPの中居くんに似ている」 という噂もあり、私もそれに賛同しているので、 ちょっと注目してみて欲しい。 また彼はソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」 【DVD】マリー・アントワネット【通常版】/キルスティン・ダンスト にも出演していたらしいが、気がつかなかった!! かなりコスプレだったからなぁ。 前作に比べると製作側のプレッシャーや気負いなどの 肩の力が抜けたいい作品に仕上がっている。 また、今後の「007」がどの方向に行くか、 興味をそそる伏線がたくさん張ってあることもあり、 「ダニエル・ボンド」もそれほど悪くないと思うようになってきた。 ただ、ダニエルがジェームズ・ボンドに見えるようになるまでには、 少なくともあと数作は待たなければいけないだろう。 お手数をおかけしますが、コメント・感想は目次ブログにお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/09 03:34:18 AM
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