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ロンドン偏食生活・偏食通信

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偏食の嬢王様

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カテゴリ:偏食の舞台
一日で二つの展示会をはしごした。

一つは大英博物館で行われた土偶。

DT01

日本に居たらそれぞれの出土地(青森、長野、埼玉、九州が多かった)
にいかないと見れない、それも国宝級の土偶が、

なぜかロンドンで一同に会している上、
無料で一般公開されているというのだから、

私のような無教養な者でも見に行かないわけには行かない。

最近は「古代少女ドグちゃん」


2009年12月23日発売古代少女ドグちゃん 1(期間限定版)(仮)

というドラマもあると聞くので、流行ってるのかな?

長い歴史を持つ土偶は、豊穣や出産、再生にかかわるらしく、
女性像が多い。多少デフォルメされているだろうが、

確かにあの大きなお尻と立派な太ももは妙に親近感が沸く、
というよりも私の先祖に違いないと思う。
あぁ、私は間違いなく日本人だ。


縄文時代からはじまり、と学校ではさりげなく習ってきたけど、
実はかなり長い時期を指し、その文化の変遷も奥が深い。

ちなみにwikiにあったこの土偶も展示されていた。


講習会に行った人の話によると、これは眼をつぶっているので、
死んだ人を意味しているんだそうだ。

他にも顔がハート型の土偶、中が空洞になっている土偶
(これはすごい技術的進歩だ!)なども展示されていた。


この前の「黄金伝説」でついうっかり
「次は縄文時代の生活してみたい」なんて言ってしまったツヨポン、
もしそれが本当になったら土偶とか作るんだろうか。

「ぷっすま」でも彼の画伯ぶりから察するにすごいものが出来そうだ。



そして次は砥部焼の展示会へ足を運ぶ。

DT02

砥部焼とは磁器の一種であり、私の大好きな白磁や青磁も作られている。


展示会というよりは即売会で、大量生産されているものに比べれば
当然高いのだが、一つ一つが手作りの芸術作品として考えれば安い。

散々迷ったが、付きっ切りで説明してくれた作者さんが
とても偉い人らしく、並べられていた作品がとても繊細な香炉
(上の写真右側の白いの)で、

それはそれで美しかったのだけど、我が家では実用品としては
使えないので残念ながらその場で愛でるだけにした。

でも、いくつかいいな、と思った作品があり、それは全て
同じ作家さんの作品だった。もしその方がその日いらっしゃったら、
きっと私の財布の紐は緩んでしまっただろう。

危ないところを助けられたのか、これを機にアールヌーボーやアールデコ

(生活の中に組み入れられた美術。芸術的見地からも、
実用の点からも優れている日用品)の生活に入れずに
残念なことなのかは今ではわからない。


失礼な私は砥部がどこにあるか知らず、会場のスタッフの言葉から
関西だろうな、と思っていたが(日本の焼き物は基本、西日本だし)

この記事を書くために調べてみたら、なんと四国の愛媛県だった。
本当に不勉強ですみませんでした。

砥部町の役場に砥部焼のタイルが飾られているのはもちろんのこと、
国連の本部には砥部焼の地球儀が設置されているという。

隠れた実力者を発見した半日だった。

お手数をおかけしますが、コメント・感想は目次ブログにお願いします。





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Last updated  2009/12/11 12:23:20 AM


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