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昨日ご紹介した「かきつばた祭り」の会場は 「八橋かきつばた園」です。 「八つ橋」と言えば京都の銘菓ですよね。 なぜ京都の菓子に「八つ橋」という名が付いたのか? 「三河国八つ橋(故事)には、こんな話が載ってます。
若くして夫を亡くし、女手一つで、 二人の幼子を育てている母親がいました。 弟が、お母ちゃんに会いたいと言い出しました。 兄が母ちゃんは仕事だから 我慢しなきゃ、と、言いましたが、 弟が会いたいよ、と、泣きだしたので、 兄は、じゃあ連れていってやる、と言って家を出ました。
途中に「川」があり、兄は、この川の向こうに 母ちゃんがいる、と言いました。 弟は川を渡るのが怖かったのですが、 兄が、大丈夫だよ、手を放すなよ、と・・・ ところが弟は足を滑らせ、助けようとした兄もまた・・・ 二人は、おぼれて死んでしまいました。 悲しんだ母親は、髪をおろし仏門に。 この川に橋があれば、子供は溺れずに・・・ そんなある日、彼女の夢に一人の坊さんが現れ お前の子を思う気持ちは分った。 明日の朝、入江に行きなさい。 そこに材木があるから、それを使って橋を作りなさい。 亡くなった子の供養となるだろうと言いました。 あくる朝、入り江に行くと、 沢山の材木が浮いていました。 これを集めて、互い違いに橋をかけました。 その数が八つであった事から 八つ橋と名付けられました。 元禄2年、この話に感動した京都の「西尾」という人が 橋の形に似せた米の粉のせいべい菓子を作り 「八つ橋」と名付けました。 ブロ友の皆さんは、こちらがお好きかも。 「餡入り生八つ橋」です。 菓子に「八つ橋」と名前を付けて大成功した 京都の「西尾家」は、名前を快く使わせてくれた 知立の人達に対し、お礼の「碑」を建てました。 「八橋かきつばた園」の入り口にあります。 それと毎年の「八つ橋かきつばた祭り」期間中は 毎日、京都「本家西尾八つ橋(株)」から 宅急便で各種の八つ橋と、その年の新作が届き、 園内の売店で販売されます。 カクジイも折角ですので、買って来ました。 と「奉天(抹茶味)」です。 「奉天(ほうてん)」という名前は 「天神様に奉納する菓子」という説が有力です。 大豆程の大きさに丸めて 植物油で揚げた「かりんとう種」を 練った水あめで包んであります。 カクジイ、こっちの方が好きなんです。 「本家西尾八つ橋」は京都で一番古いんですよ。 今は14代目で女社長が頑張ってます。
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