カテゴリ:読書について
この本は、マンガ、である。
ちょっと遅い夏休みをいいことに、押入れにしまってあったコミックスを引っ張り出し、 全巻一気に読み通した。 私の中では、数あるマンガの中でも珠玉の名作の一つだと思っている。 これを最初に読んだ時、私は主人公たちと同世代だった。登場人物に同化し、共感し、泣いては笑った。 いま、大人になってから読み返してみると、その想いは依然として私の中に存在し 生き続けていると同時に、子供たちを見る大人の姿勢が厳しく問われている気がした。 子を持つ親として、あらためて考えさせられた。 最近、続編の「生徒諸君・教師編」(講談社コミックスビーラブ)がスタートし、早くも3巻目が発行された。 早速読んでみたが、庄司陽子氏のパワーはいささかも衰えていない。 前作の精神が見事に引き継がれている。同じ職業人として、その持続力、精神力に惚れ込んでしまう。 多分、前作を読んだ年代層が主にこの続編を読むのだろうが、普段マンガを読まない方にも、ぜひ前作から通して、読んで欲しい本である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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