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LOGOS OF LUPRIA

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santa7188@ Re:第15回YOSAKOIソーラン祭り 開幕へ(06/06) こんばんはーYOSAKOIソーラン祭り始っての…

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2004/10/08
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テーマ:結婚(623)
カテゴリ:日常
 めずらしく家の留守電にメッセージが入っていた。大学時代の少林寺拳法部の後輩からで、連絡くださいというだけで内容はない。正月に集まりがあって会ったくらいで、普段の交流は全くないし、一体何の用事だろう?
 私は現役時代、高校生から既に拳法を始めていたこともあって、大学のクラブに入っても先輩の中にすら、スピードやパワーを全開にして組める相手が全くいなかった。そのため大会に出ても、空手で言う試合に当たる「乱取り」で1位になったことはあったが、メインである2人一組で技を見せて得点を競う「組演武」では全くいい成績を残せなかった。
 その後輩はもともと地元が一緒であり、高校時代から一緒に拳法をやっていた仲で、もとはと言えば彼の方が道院では僅かに先輩だった。体は小柄だが、技の切れは素晴らしく、スピードも相当なもの。体格の違いから全開では組めなかったが、やっとまともな演武が出来ると私は喜んだ。
 私たち2人で大会に出た時、他を圧倒する猛烈なスピードと迫力の演武で予選では圧倒的な1位進出だった。だが、決勝で彼が失敗して技が流れ、無念の敗退。とうとう演武では無冠のまま私は卒業することになった。

 そんな想い出のある後輩だが、大学を卒業して私も23年が経ち、彼も今は家庭もあり、一級建築士として自分で事務所を持って活躍している。いろんな面でやんちゃな問題児ではあったが、非常にエネルギッシュな面もあるので、物事を実現していく力のある人物でもあった。
 そんな彼に夜になって電話してみた。変わらず元気そうだったが、この5月に事務所に併設してカフェをオープンさせたという。そこに遊びに来て下さいよというのが用件の一つだったが、本当の目的は別なところにあった。カフェに客としてくる中年の女性から、知り合いの独身女性に誰かいい友達になってくれる人いないかしらと頼まれ、私を紹介したいというのだ。しかも先方は私のもう一つのホームページ「癒しの杜」を見て私に興味を持ってくれたようである。
 結構強引な後輩なので結局会うことを承諾してしまった。5つくらい年下の女性で、エステのお店をオープンしたばかりらしいが、休みや勤務時間が合わないから会う時間もほとんど持てないし、進展する可能性は低いんじゃないかなという気はする。
 でも、出会いはどんなものにも意味がある。以前にも交際するには至らなかったけれど、その人の苦悩を軽減するお手伝いになった例は少なくない。出会ったことで何か役立てるなら、そこから幸せを得られなくても大きな意味があるし、会ってみたら私の方が好きになってしまう可能性も否定できない。可能性があるならそれを摘み取るべきではないと思うのだ。

 でも「結婚」って私の人生に実現するんだろうか?とも最近思う。現実的な経済的問題や、将来のことを考えると不安は多い。だが、どんな大手企業に勤めていても、たとえ公務員であっても、今の時代明日はどうなるかわからないし、100%絶対安心という未来などどんな生き方をしていても存在しない。
 結婚を選択しない人は増え続け、今は30代40代でも独身はごろごろいる。離婚経験者も多いし、昔のようにそれでひっそりと生きるような時代でもない。私自身も相手に結婚経験があるかないかは気にはならない。子供がいる場合は難しい問題が出てくるのは確かだが、基本的に過去にどんな事があろうともその過去があって今のその人があるわけだから、それを受け入れるのに抵抗はない。
 確かにいまは一人で生きていく方が“楽”かもしれない。精神的にも経済的にも自由があるから、誰もが甘い恋愛は求め続けても、苦労してまで家庭という枠に嵌るのを嫌うのかもしれない。メリット、デメリットで考えたら今の人には結婚というのは魅力があまりないのかもしれない。
 でも、私の場合自由が欲しくて結婚を避けてきたわけではなく、単に結婚に至るまでの縁がなかっただけだ。むしろ、束縛されることも嫌いではないし、愛を注ぎ込む対象が常に欲しいと想い続けてきた。楽をしたい訳じゃない。労苦があって、その向こうに大きな輝きの幸せを得られることは幾度となく経験してきているから、大変なことはむしろ時々あった方がいいと思っている。それにどんな経験でも自分の知らないことは経験してみたい方だから、折角のこの人格としては一度きりの人生を、嵐や危険を避けて変化のない生ぬるい人生を送りたくはない。事件があるからこそ人生は面白い。そう思えないと波瀾万丈のこの人生は楽しめないし、一歩前に踏み出さないと本当に大切なものは何も得られない。

 どうなるかはわからないが、変化は大切にしよう。出会いは真っ直ぐに繋がらなくとも枝葉となって広がりを見せることもある。人と出会えることはそれ自体が宝物なのだから。





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Last updated  2004/10/09 12:40:39 PM
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