LOGOS　OF　LUPRIA

　雨も少し上がったかなと思った頃家を出たがひどく寒い。６℃くらいしかないらしい。友人と待ち合わせて洞爺湖へお花見へ向かったが、すぐにまた雨が降り出す。おまけに車は排気管が折れているのでやたらやかましい、変速機の異常も上り坂ほど顕著になる。
　雨は次第にひどくなり、中山峠にかかると霙からついには雪になった。もう夏タイヤに替えているというのに・・・　峠の温度計は氷点下０．５℃。寒いわけである。留寿都まで行っても雪は降り続け、草地には積もり始めている。無事に帰れるだろうか、一人ではないだけに心配になる。
　やっと着いた洞爺湖は雨に霞み、降りて散歩することは出来なかったが、桜は５分咲きくらいに花を見せてくれた。洞爺周辺は結構桜の木が多く、満開になると湖の景色も相まって本当に美しいのだ。湖畔を散歩出来ればよかったのだが、この豪雨では仕方がない。まあ、雨に煙る桜にも情緒がある。花が見れただけでもよかった。

　帰ってきてまたメールをチェックするが、やはりサーバーからメールを引き出せない。仕方なくぷららに電話で問い合わせてみた。いろいろやってみてぷららアクセスから「メールぴょんHyper」と言う機能を使って直接サーバーの中を調べる。極端にサイズの大きいメールはなかったのだが、不要なメールをその場で削除して再度送受信すると、今度はちゃんと受信することが出来た。
　係りの人の話によると、ウイルスメールと言うことではないのだが、壊れたメールが混じっていてそれが障害になっていたのだろうとのこと。何にせよメールがちゃんと送受信出来るようになってほっとした。車の故障と言い、トラブル続きだが、解決すればその分人生の経験値は増える。回り道しても何らかのプラスにはなるさ。