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テーマ:結婚(623)
カテゴリ:日常
久々に友人の結婚式に出る機会があった。円山のICFリラベル教会。以前にもここでの結婚式に出たことがあり、その時結婚した夫婦は今も幸せに暮らしている。今回の結婚も末永く今の誓いを忘れずに助け合っていって欲しい。
彼の就職を追って遠い内地の誰も知り合いがいない地に行き、かの地でナースとして働き始めるも、よそ者を受け入れず陰険な差別をする地元に馴染めず、苦しい毎日を送ってきた子である。 そんな中でお腹に子を宿し、家族や友人の祝福の中で地元で式を挙げることになった。いわゆる出来ちゃった結婚になるが、お腹はまだ目立たず、花嫁はとても美しく、幸せそうだった。 誰も知り合いがいない、友人もいない、なんの助けもない地での暮らしは私も経験がある。事情があって苫小牧で暮らすことになり、人生最大の苦難の連続の中で、私の場合はたった一人で全てを背負って生活して行かねばならなかった。誰にも頼れず、相談出来ず、泣き言を言う相手もなく、次々と襲う難関の中で一人で全ての苦悩を処理する以外になかった。それに比べれば彼女はいつも夫がそばにいる。 誰かがそばにいても互いに相手のせいにして争い、また互いにすがりつくだけならば、一人よりも逆に辛さが増すだけだろう。だが、お互いに支え合う気持ちがあるならば、互いに与えさせて貰えることの喜びを気付くことが出来るなら、どんな難局でも乗り切っていける。全ての苦難は成長の為の糧となり、絆を深めて乗り切ることで、その試練こそがかけがえのない愛の喜びを教えてくれる。 一緒に鳴らしたその鐘の音の響きを胸に、二つの魂が響き合って幸せを作るのだと言うことをずっと忘れないでいて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/05 11:38:18 AM
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